F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

インフレなどの影響を受け、F1は予算上限の引き上げに合意。物価スライド制の取り入れを9チームが支持

2022年7月12日

 フォーミュラワン・マネジメント(FOM)、FIA、F1チームは、インフレによる圧力を抑えるために、今年の1億4000万ドル(約192億円)の予算制限をわずかに引き上げることで合意した。


 今年、予算制限額は2021年の1億4500万ドル(約200億円)から1億4000万ドル(約192億円)に減額されたが、今シーズンは急激なインフレにエネルギーコストや運賃の上昇、および世界的なサプライチェーンの問題によって、すべてのチームに大きな財政負担がかかっている。F1のトップチームは皆、世界的なインフレの圧力のために今年の1億4000万ドル(約192億円)の予算上限を超えずにいることはほぼ不可能だと予告した。


 F1の小規模チームはコスト制限以下で運営しているにもかかわらず、大規模チームはFIAに行動を起こすよう促し、FIAはF1とともに金曜日にオーストリアで開催されたF1コミッションで協議を行った。


 FIAとFOMは声明を出し、10チーム中9チームが支持した物価スライド式の措置を明らかにした。これはインフレの圧力への対処を支援するため、すべてのチームに適用される予定だ。


「この数週間にわたる財務諮問委員会との協議を経て、FIAは、FIA、F1、および9チームから必要過半数の承認を得た提案書をコミッションに提出した」と声明では述べられている。


「この提案書は、2022年に予想外のコストの増加がチームに生じたことを認めている。したがって(レギュレーションですでに定められていた元の3%のインフレ基準値を考慮に入れ)3.1%を上限レートとする物価スライド制を取り入れ、2023年よりこのレートを組み込むことを許可する」


「これにより、財務レギュレーションの長期的な整合性が維持されるだろう」


 レッドブル、フェラーリ、マクラーレンの3チームは、今年は予算制限内に収めることができないと予告してきた。一方でアルファロメオF1のチーム代表を務めるフレデリック・バスールは予算制限額を上げるのに反対しており、大規模チームは単に「風洞のスイッチを切れば」コストを抑えられると主張していた。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

5/4(土) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
5/5(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/6(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.4 第4戦日本GP