F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

動画:動画作成からプレスリリース作成までアストンマーティンF1、メディア担当の仕事事情

2021年12月1日

 華やかに見えるF1の世界だが、それを支えているのは大勢の無名のスタッフたち。アストンマーティンが公開した動画ではそんな裏方のひとり、メディア担当スタッフの仕事にフォーカスが当てられている。



「レンズのこっち側に立っているのは珍しいね」とカメラに向かって語るのは、アストンマーティンのシニア・メディア・オフィサーという肩書を持つジョアン・レヴィル。ランス・ストロールの担当者として彼のメディア露出をマネジメントをするほか、今回の動画のようなチームが発信するコンテンツを制作するのも彼女の仕事だ。


 ブラジルGP開催中の木曜日。この日は「メディア担当にとって一番忙しい日」とレヴィルは語る。トラックウォークに帯同してストロールのスケジュール確認を行った彼女は、午後になるとメディアからのオンラインインタビューに対応。さらにその次には定例の記者会見が待ち受けている。


 しかも彼女は動画コンテンツ作成の担当者でもある。ドライバーたちが記者会見から戻ると、セリフの確認から撮影時の役割決めまで、すぐに撮影の準備に入る。ちなみに今回の企画は卓球対決。「ドライバーたちが撮影を楽しみにしてるなんておそらくはじめて」と語るレヴィルに、普段の苦労が偲ばれる。


「一番忙しい日」という言葉に偽りなく休む暇もなく働き続けた彼女は、「ドライバーたちがレースだけに集中して週末をトラブルなく過ごせるように、木曜日にすべてを出し切る」と語る。ドライバーたちにとってメディア対応は負担になることもある。いかに彼らをストレスから遠ざけるかも彼女の重要な役目だ。


 金曜日になり、走行が始まっても彼女の仕事がなくなるわけではない。フリー走行や予選が行われているときもガレージに待機して記者の質問を受け付け、手が空いているときはスマートフォンで写真撮影。走行が終わるとメディアが待機している場所にドライバーを誘導し、インタビューに応じさせる。


 メディアからのインタビューは、ドライバーとチームにとっても自分たちの存在をアピールするチャンス。「まずはテレビ」と対応するメディアに優先順位をつけ、大手メディアのカメラの前が空けば、そこにドライバーを誘導する。インタビュー中は彼女もドライバーの発言を録音。これを文字に起こしてプレスリリースを書くのも彼女の仕事だ。


 日曜日のレース前、レヴィルに「私と働くのはどう?」と問われたストロールは「楽だね。いつも楽しいよ」と返答。「ドライバーがレースに集中できる環境を作る」という彼女のモットーは完璧にこなされているようだ。



(autosport web)




レース

5/4(土) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
5/5(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/6(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.4 第4戦日本GP