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レッドブル・ホンダ密着:ポール獲得可能な速さは健在。ペレスは自己最高グリッドも、フェルスタッペンは自身にショック
2021年4月18日
開幕戦バーレーンGPに続いて2戦連続のポールポジション獲得はならなかったが、第2戦エミリア・ロマーニャGPでも、レッドブル・ホンダは力強い予選を披露した。そのことは、今年加入したセルジオ・ペレスがフロントロウを獲得したことでもわかる。
「最後のアタックで小さなミスを犯してしまったとはいえ、今日の予選2位は本当に素晴らしい結果だと思う。前回の開幕戦はピットレーンからのスタートになってしまったので、レッドブル・ホンダで正式なグリッドからスタートできる初めてのレースがフロントロウというのは良い気分だね」
ペレスがF1デビューしたは2011年は、小林可夢偉のチームメートだったこともあり、よく取材していたが、レースでのタイヤマネージメントに定評がある一方で、予選ではなかなか一発の速さを披露できないという弱点があった。そのため、表彰台を10回獲得しているわりに、予選でトップ3に入るのは2016年のヨーロッパGP(バクー/2番手)と2020年のトルコGP(3番手)の2回だけと少ない。
自己最高位となる予選2番手を獲得した2016年のヨーロッパGPも、土曜日のフリー走行でクラッシュしてギヤボックスを交換していたため、レースは7番手からスタートしていた。つまり、今回のフロントロウスタートは、F1生活11年目にして初めてのことだった。
それだけに、レッドブル・ホンダとしてはマックス・フェルスタッペンがポールポジションを逃したことは、残念でならないだろう。
フェルスタッペンがQ3で3番手を記録した1分14秒498は、決してベストなラップではなかったからだ。セクター1の23.798秒はQ2で記録した23.730秒より、若干遅かった。セクター2の25.617秒は全体で最速だったものの、セクター3の25.083秒はQ3の1回目で記録した24.965秒よりも遅かった。
ルイス・ハミルトン(メルセデス)も、ポールポジションを獲得したQ3の最後のアタックはセクター3以外は自己ベストではなかった。それでも、フェルスタッペンが自己ベストを繋げていけば1分14秒312を叩き出していたことになり、ハミルトンの自己ベストをつないだ1分14秒328を上回ってポールポジションを獲得していたのである。
つまり、今日のフェルスタッペンはポールポジションを獲る速さがありながら、それを獲り逃がしてしまったわけである。その理由をフェルスタッペンはこう説明した。
「Q3の1回目のアタックは、セクター1でほかのマシンの影響を受けてうまくいかなかったので、最後のアタックではセクター1で大きくタイムを上げられると思い、少しプッシュしたんだけど、ターン3の出口で膨らんでしまい、少し芝生にはみ出してしまった。完璧から程遠いアタックをしてしまったのは久しぶりで、自分にショックを受けている」
1994年の大事故の後、コースが改修されたイモラは、オーバーテイクが難しいサーキットとなった。それでも、チャンスはまだある。ひとつはスタート。もうひとつはピットストップ戦略。さらに日曜日のイモラは雨が降る可能性もある。
バーレーンで逃した勝利を、イモラで奪い返してほしい。
(Masahiro Owari)
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6/27(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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予選 | 結果 / レポート | |
6/29(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

