F速

  • 会員登録
  • ログイン

フェラーリF1代表、新トークン制ではアルファタウリらライバルが有利と警戒

2020年12月25日

 スクーデリア・フェラーリ代表マティア・ビノットは、2021年に適用されるF1の開発トークンシステムにより、一部ライバルチームが有利になるため、警戒する必要があると考えている。


 F1はコスト削減のため、2021年に向けてマシン開発を制限するため、トークン制を定めた。
 1チームに2トークンが与えられ、各チームはそれを使用してマシンのエレメントを選んでアップデートすることができる。しかし、レーシングポイントやアルファタウリなど、ギヤボックスやサスペンションの供給を他社から受けており、2020年中に2019年型エレメントを使っていたチームは、2021年には2020年仕様をトークンを消費することなく使用することがF1技術規則で許されている。


「2021年に向けての開発は、トークン制によって制限されている」とビノットは語った。


「わずかふたつのトークンで、今年型マシンの弱点への対処や修正を行う必要がある」


「しかし現時点で、トークンの制限を受けないチームがある。レーシングポイントとアルファタウリはトークンを使わずにアップデートを導入することが可能だ」


「彼らにはアドバンテージがある。我々や他のチームに対して彼らは開発面で有利であることを十分認識しておく必要がある」


「さらに別のチーム(マクラーレン)は、エンジンマニュファクチャラーを変更するため、エンジンパワーの面でアップグレードされるだろう。それも認識しておかねばならない」


 フェラーリは2020年に苦戦し、ランキング6位に沈んだ。2021年にある程度の進歩を実現できると考えているビノットだが、チャンピオンであるメルセデスに追いつくことは難しいとみている。

2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGPでメルセデスがタイトル7連覇を確定
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGPでメルセデスがタイトル7連覇を確定

「物事を現実的に考える必要がある。ベストのチームとの間には現時点で大きなギャップがある。今年勝ったチームは来年も強さを発揮するはずだ」


「私が見たところ、今シーズンのなかで彼らはあまりアップデートをしてこなかった。すでに2021年に力を集中させていたのだ。彼らは来年も非常に強力なパフォーマンスを見せるだろう」


「そうだとしても全く驚かない。我々が来年軌道に乗ってタイトル争いに加わることができると考えるのは、非現実的だ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

7/4(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/5(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/6(日) 決勝 23:00〜


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
第16戦イタリアGP 9/7
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号