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ベッテルのフェラーリF1離脱はメルセデスの2021年の契約に有利な材料になる可能性も

2020年5月13日

 セバスチャン・ベッテルが2020年末でフェラーリを離脱するというニュースを受け、メルセデスF1チーム代表トト・ウォルフは、2021年のドライバーラインアップを検討する際にこの事実を考慮する必要があるとコメントした。


 現在所属するドライバー、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスのメルセデスとの現契約期間は、ふたりとも2020年末までとなっている。


「セバスチャンは素晴らしいドライバーだ。どのF1チームにとっても重要な財産になる、F1界を代表するような人物だ」とウォルフは述べた。


「将来を考えるとき、我々がもっとも忠実であるべきなのは現在メルセデスに所属するドライバーたちだ。だが、当然のことながら、今回の展開を考慮に入れなければならない」


 現在35歳のハミルトンは、2013年からメルセデスに所属、6回のタイトルのうち5回を同チームで獲得している。来年2021年にフェラーリに移籍することを考えているのではないかという報道もなされているが、ハミルトン自身は、メルセデスと長期的な関係を築きたいと述べている。


 ボッタスは2017年にメルセデスに加入、ハミルトンと良好な関係を築き、2019年にはチームメイトに続きランキング2位となり、チームのコンストラクターズタイトル獲得に貢献した。さらに、メルセデスはF1ドライバーまで育て上げたジョージ・ラッセルと長期的な契約を結んでいるといわれる。22歳のラッセルは、2018年にFIA-F2でチャンピオンとなり、2019年からウイリアムズF1チームに所属しており、将来のメルセデスドライバー候補とみなされている。

2019年F1第4戦アゼルバイジャンGP バルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトン(メルセデス)が1−2を達成
2019年F1第4戦アゼルバイジャンGP バルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトン(メルセデス)が1−2を達成

 ベッテルがフリーになり、獲得可能な状況になったことに加え、メルセデスは、現在のドライバーたちとサラリー額の交渉をするうえで、ベッテルの存在をうまく利用することもできるだろう。



(grandprix.com/autosport web)




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