F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

リカルド「ビアンキがルクレールのように成功する姿を見たかった」

2020年4月25日

 ルノーF1チームのダニエル・リカルドは、故ジュール・ビアンキは非常に優れたドライバーであり、生きていれば大きな成功を収めたはずだと考えている。現在フェラーリで活躍するシャルル・ルクレールを見ると、ビアンキを想起するとリカルドは言う。


 リカルドは『Dan’s Diary』と題したソーシャルメディアへの投稿のなかで、ともにF1のグリッドで戦ったライバルたちのうち、最も過小評価されていると考える5人を紹介した。そこにはビアンキとともに、マーカス・エリクソン、ビタントニオ・リウッツィ、ロベルト・メリ、ジェンソン・バトンの名前が挙げられている。


 フェラーリの育成ドライバーであり、いずれ同チームのフルタイムシートを獲得するとみられていたビアンキは、2014年にマルシャから参戦した日本GPでの事故で頭部を負傷し、2015年の7月にこの世を去った。


「ジュールは過小評価されていたというわけではないが、彼がトップのマシンで走る姿を見ることは叶わなかった。だからもしかしたら人々は、彼がどれだけ優れたドライバーになるところだったかを認識していないかもしれない」とリカルドはビアンキについて心のこもった言葉を綴った。


「2014年のモナコでの彼の走りを思い返してみてほしい。彼はマルシャに初ポイントをもたらした。モナコはマカオに似て、決してまぐれで結果を出せるようなところではない。本当に素晴らしい結果だった」


「カートで走っていたジュニア時代から、ジュールは大した男だった」とリカルドは付け加えた。


「僕たちはイタリアのビアレッジョにある『フォーミュラメディシン』で行われたトレーニングで出会ったんだ。皆まだ17歳だったけれど、それでも誰もが、彼のことをすでにF1ドライバーであるかのように扱っていた」


「知り合ってすぐに友達になった。そして彼がどういう人物なのか、僕がヨーロッパに行く前に彼がどれだけの成果を上げていたのかを知ったんだ」


「それを思うと悲しくなる。なぜなら彼は今ごろトップチームにいて、絶対に優勝していただろうからね」

2014年 ダニエル・リカルドとジュール・ビアンキ
2014年 ダニエル・リカルドとジュール・ビアンキ

 ビアンキの家族とルクレールの家族は、レースへの情熱を共有し、カートやモータースポーツのジュニアランクにおいて、勝利と喜びを分かち合ってきた。


 ビアンキはルクレールの兄のような役割を務めていた。彼はルクレールがマルセイユ近くのブリニョールにある、ビアンキ家のカートトラックでデビューする場面にも立ち会った。


 2013年にF1に到達するまでの間にも、ビアンキは若きルクレールを導いてきた。ルクレールは後に、ビアンキの後に続いてマラネロの門をくぐることになる。


「ある意味、シャルルが今やっていることは、ジュールがやっていただろうことだと感じる」とリカルド。


「シャルルは、ジュールが収めただろう成功を、今達成しているように思うんだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

5/4(土) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
5/5(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/6(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.4 第4戦日本GP