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F1第8戦フランスGPのドライバー・オブ・ザ・デー&最速ピットストップ賞が発表

2019年6月24日

 2019年F1第8戦フランスGP決勝レースを観戦したファンの投票による『ドライバー・オブ・ザ・デー』と、最速ラップを叩き出したドライバーに贈られる『DHLファステストラップ・アワード』、最速のピットストップ作業を行ったチームに与えられる『DHLファステスト・ピットストップ・アワード』の受賞者が決定した。


 今回『ドライバー・オブ・ザ・デー』に選出されたのは、マクラーレンのランド・ノリス。5番グリッドからレースをスタートしたノリスは、スタートでカルロス・サインツJr.に抜かれ6番手となる。その後も順調にレースを進めていくが、43周目にDRSが使用できなくなるトラブルが発生。このトラブルでペースが上がらなくなったノリスは、後続に追い抜かれてしまい10位フィニッシュとなった(ダニエル・リカルドのペナルティにより9位に繰り上げ)。しかしながら予選からルーキーとは思えない走りで5番手を獲得し、決勝でも最後までトラブルに負けない力強い走りを見せ、ドライバー・オブ・ザ・デーに選出された。


 『DHLファステストラップ・アワード』を受賞したのは、52周目にフリーピットストップを行ったフェラーリのセバスチャン・ベッテル。レース最終周の53周目に、ベッテルがファステストラップを狙いにいくと知ったルイス・ハミルトン(メルセデス)も最速ラップを刻んで、それまでのファステストラップを更新した。その直後にベッテルがわずか0.024秒差でハミルトンのタイムを更新し、見事ファステストラップを記録した。


 『DHLファステスト・ピッストップ・アワード』は、モナコGP、カナダGPに引き続いてウイリアムズが獲得した。ウイリアムズは、ついに2秒を切る1.97秒という2019年シーズンの最速タイムを叩き出し、ロバート・クビサをコースに送り出した。2位にレッドブル、3位にはメルセデスが入り、ともに2秒台前半という十分に速いタイムを記録している。



(autosport web)




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