最新記事
- 複数年契約を結んだヒュルケンベルグはアウデ...
- 周冠宇、中国マクドナルドのビーフバーガー・...
- ニコ・ヒュルケンベルグ、今シーズン限りでハ...
- 【F1第5戦無線レビュー】苦戦予想を覆し、2位...
- スプリント2位の直後、予選Q1敗退となったハ...
- エイドリアン・ニューウェイがレッドブルF1離...
- F1コミッション、ポイントシステム変更につい...
- FIAスライエム会長が批判にコメント「世論の...
- F1中国GP技術解説:どん底アルピーヌの期待の...
- F1中国GP技術解説:どん底アルピーヌの期待の...
- フェラーリF1、マイアミGPスペシャルカラーの...
- フェラーリF1、HPとの複数年のタイトルパート...
F1 Topic:日本GP決勝でハミルトンが感じたPUの振動、もし交換となればグリッドペナルティも
2017年10月11日
今年の日本GPは、タイトル争いを繰り広げているルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルがフロントロウに並び、一騎打ちの様相を呈していた。しかし、ベッテルはスタート前からスパークプラグに問題を抱え、スタート後、早々にリタイア。トップのハミルトンは視界からベッテルがいなくなったのを確認すると、タイヤをマネージメントしながら、レースをコントロールし、鈴鹿で初めてとなるポール・トゥ・ウィンを飾った。
前戦マレーシアGPではハミルトンをコース上でオーバーテイクし、優勝していたマックス・フェルスタッペンも、「今回はルイスを逆転するチャンスはなかった」と、脱帽していた。
だが、ハミルトンはチェッカーフラッグを受けた後のウイニングランで、パワーユニットの振動を無線で訴えた。
「レース終盤にパワーユニットから振動を感じたので、パワーユニットをケアするためにギヤをショートシフトしていたんだ」
ハミルトンがウイニングランを終え、パルクフェルメに止めたマシンを叩いていたのは、パワーユニットに対して「大丈夫か?」と心配していたからだった。
表彰式の後に行われたFIAが主催した会見で、ハミルトンは振動について、次のように説明した。
「そんなに深刻な問題だとは思っていない。ただちょっとした何かを感じただけ。でも、表彰台へ行って、その後も飛行機の関係でミーティングに出ないでサーキットを出なければならなかったから、次に行われるミーティングまでに忘れてしまうかもしれないので、無線で指摘しておいたんだ」
会見後、メルセデスのスポーティングディレクターのロン・メドウは「深刻な問題にはならないだろう」と語り、その理由をこう説明した。
「ルイスが感じた振動は、走行中ずっと起きていたわけではないんだ。だから、パワーユニットやタイヤなどからではなく、おそらくギヤボックスか空力パーツが何らかの原因で、コース上のあるエリアで共振を起こしていたのではないかと考えている」
それでも、ハミルトンは念のために、パワーユニットを労わり、データ上には表れない何かを忘れないうちにエンジニアに伝えた。それは何だったのか? ICE、ターボ、MGU-Hという主要3コンポーネントがすでに4基目を使用しているハミルトン。もし、次戦アメリカGPで5基目を投入すると、グリッドダウンペナルティが科せられる。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |