F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

「“ハロ”導入でも美しいF1マシンに」。現状のルックスに不満のデザイナーが、独創的なアイデアを提案

2017年7月27日

 FIAは2018年からF1にコクピット保護システム“ハロ”を導入することを発表した。しかし、決して洗練されているとは言い難いそのデザインを嘆いた、あるF1マニアのフィンランド人デザイナーが独自のデザインを考案。来季からのハロ導入に先立ち、果たしてこのデザイン案は一石を投じることになるのだろうか?


 イギリスGP後に開催されたF1ストラテジーグループ会合で、全10チーム中9チームが導入を反対する中、“ハロ”の導入が急転決定した。フェラーリのセバスチャン・ベッテルはイギリスGPの金曜日のプラクティスで“シールド”を試したものの、「めまいがする」とわずか1周で使用を拒否。今年に入ってから第一候補のデザインとされてきた“シールド”は、他のドライバーが試す機会もなくあっけなく廃案となった。


 ドライバーの多くは、ジュール・ビアンキやインディカーのジャスティン・ウイルソンの死亡事故の件もあり、コクピット保護システムの導入にはある一定の理解を示していたが、これまで全会一致で賛成となるデバイスは見つかってはいなかった。今回のハロ導入の決定については、メルセデスF1のノンエグゼクティブチェアマン、ニキ・ラウダも酷評しており、チームやドライバー、世界各国のF1ファンからも「見映えが悪い」「カッコ悪い」など反対意見が多く聞こえてきている。


ハロ導入は「F1のカッコ良さが損なわれる」とファンからの不満の声も聞こえてくる

 そんな中、F1マニアのフィンランド人デザイナー、エサ・ムストネンさんは、「もう少しマシなデザインにはならないものか?」と、独自のハロ・デザイン案を公開した。

F1 2018 Halo Concepts (Esa Mustonen)


 ムストネンさんは、ハロの内側にディスプレイを設置したものやシャークフィンと一体化させたデザイン重視のもの、頭上前方の支柱部分に計器類を埋め込んだものなどさまざまな提案を行っている。


ハロの内側、ドライバーの頭上に計器類を配置したデザインも提案された

 すぐにでも採用できそうな現実的なものから、単なるデザイン的なものもあり、これらすべてが実現可能なものではなさそうだが、F1首脳陣は、安全性と美観を両立するデザインを模索する上で、これを参考にすることができるかもしれない。



(AUTOSPORTweb)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/21(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP