F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ベッテル、フェラーリF1への批判に反発「メルセデスとの差は広がってなどいない」

2016年10月21日

 セバスチャン・ベッテルは、今年、ライバルであるメルセデスとのギャップが広がるばかりだとしてフェラーリはしばしば批判されるが、それは不当であると考えている。


 メルセデスは前戦日本GPで3年連続でのF1コンストラクターズタイトルを確定させた。フェラーリは、鈴鹿ではペースの面でレッドブルより優れていたと感じたと言うが、残り4戦の時点で、ランキング2位のレッドブルにフェラーリは50ポイントもの差をつけられている。フェラーリがメルセデスに近づくどころかますますギャップが開いているとして、評論家たちは嘆いているが、これについてベッテルは正当な根拠がないと主張した。


「メルセデスとの差はかなり安定している」とベッテルは言う。
「レースによって近づいたり遠のいたりしているんだ」


「予選ではギャップが大きいけど、決勝ではそれが少し縮まる。それでも差はまだあるけれどね」


「今年初めの時点では僕らは間違いなく(メルセデスに次ぐ)2番手だった。それがシーズンが終わりに近づくにつれて、何度かペースの面で遅れが見られた。それでもかなり僅差だと思っている」


「僕らがとてつもなく後れを取っているというのは正しくない。0.15(秒)差は大きくはない」


「僕らがレッドブルと同レベルなのは明らかだ。コンストラクターズ(チャンピオンシップ)で2位を取り戻すことが目標になると思う」


 フェラーリは、7月に当時テクニカルディレクターだったジェイムズ・アリソンが離脱し、技術部門の体制を変えており、方向性を失っているのではないかとの批判も受けている。


 チーム代表のマウリツィオ・アリバベーネは先ごろ、新しい体制はうまく機能しており、チームは「今季設定した目標の達成に失敗」したものの、進歩は見られていると断言した。


 ベッテルはアリバベーネの意見に同意しており、今季ここまでポールポジションや勝利はなくとも、フェラーリは方針にこだわって正しいことをしたと確信している。


日本GPでのセバスチャン・ベッテル
日本GPでのセバスチャン・ベッテル

「高い期待を抱いて今シーズンに臨んだわけだけど、達成すべき目標には届かないと認めるしかなかった」とベッテル。


「予定どおりに進まなかったレースはたくさんあった。でも集中すべき点を見失ったことはなかった」


「だから、不運だとかいろいろ言われるようなことがあったとしても、僕らは自分たちのやり方を貫いたし、それは正しいことだったと思う。僕らは正しい方向に進んでいる」


「いい結果が出ることを望み、どうなるのかを確かめている。望ましい結果が出ることもあれば、そうでないこともある。でも一番重要なのは時としていい結果が出ることだ。これからそうなることを信じている」



(翻訳:AUTOSPORTweb/尾崎 美和子)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

5/4(土) フリー走行 1:30〜2:30
スプリント予選 5:30〜6:14
5/5(日) スプリント 1:00〜02:00
予選 5:00〜
5/6(月) 決勝 5:00〜


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.4 第4戦日本GP