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ホンダF1甘口コラム総括(2):ホンダにとって13年ぶりの初優勝の他、記録更新が相次いだ2019年

2019年12月24日

 第12戦ハンガリーGPではフェルスタッペンが自身初となるポールポジションを獲得した。これはホンダにとっても2006年オーストラリアGP(バトン)以来、13年ぶりのPPとなった。

 第20戦ブラジルGPでは、フェルスタッペンが今シーズン3勝目を挙げるとともに、第13戦ベルギーGPからトロロッソに移籍していたガスリーが2位に入り、F1での初表彰台を獲得。ホンダ勢のワン・ツー・フィニッシュは1991年日本GP(ベルガー優勝、セナ2位/ともにマクラーレン)以来、28年ぶりの快挙だった。

 これらの好成績によって、ホンダはレッドブルとともにコンストラクターズ選手権3位を獲得。これはBARとともにコンストラクターズ選手権3位となった2004年以来、15年ぶりのことだった。またホンダが1シーズンで複数回優勝したのは、セナとベルガーで5勝を挙げた1992年以来、27年ぶりのこと。予選で1シーズン複数回のポールポジションを獲得したのは、1991年(セナとベルガーで合計10回)以来、28年ぶりの記録だった。

 このホンダの復活は、今シーズンからパートナーを組んだレッドブルを満足させただけでなく、2018年からパートナーを組んでいたトロロッソの復活にもつながった。ドイツGPでのクビアトの表彰台は、チームにとってセバスチャン・ベッテルが優勝した2008年イタリアGP以来、11年ぶり2度目のことだった。さらに第20戦ブラジルGPでのガスリーの2位を獲得。トロロッソが1シーズンで複数回表彰台に上がったのは、チーム創設以来、初の快挙となった。

 その活躍を現場で支えていた田辺TDは、2019年のホンダF1の戦いを次のように振り返った。

「今年は優勝3回、ポールポジション2回、取り損なったポールポジションが1回(編注/第18戦メキシコGP)、フロントロックがなければ取れたポールポジションが1回(編注/第19戦アメリカGP)。これは2015年にホンダが復活して以降、最高の成績です。レースの成績というのは、さまざまな要素が絡み合っていますが、自分たちでもパワーユニットの信頼性だけでなく、性能面でも向上したことを実感できる一年でした。そのことをクルマに搭載してパッケージとしても証明し、披露できたと思います。ただ、われわれはもっと勝ちたい。来年に向けて、このオフシーズンをしっかりと使って、開発していきたい」

(Masahiro Owari)





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