最新記事
- 「マシンについてもう少し理解の余地がある」...
- 2024年F1第3戦オーストラリアGP TV放送&タ...
- 海外ライターF1コラム:ルノー/アルピーヌの...
- RBの新空力施設が2024年内に稼働開始へ。レッ...
- F1パワートレイン事情:レッドブルとHRC、PU...
- フェラーリを2度甦らせたゲルハルト・ベルガ...
- 『角田裕毅プレゼンツ カートウォリアーズ』...
- ホーナーの行為を告発した女性従業員がFIAに...
- グランプリのうわさ話:メルセデス育成アント...
- 松田次生のF1目線:レッドブルの独走を支える...
- 元ハースF1代表「ライバルと同じ武器がなけれ...
- F1、2026年も18インチタイヤの使用を継続へ。...
トルコGP FP1:ハミルトンが首位発進、フェルスタッペンとルクレールが続く。角田は18番手
2021年10月8日
2021年F1第16戦トルコGPのフリー走行1回目が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2番手、セルジオ・ペレスは10番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは8番手、角田裕毅は18番手となっている。
日本GPが2年連続の中止を余儀なくされ、トルコGPが1週間後ろ倒しで開催されることになった。初日フリー走行の天候は晴れ。FP1の始まる現地時間午前11時半の時点で気温19.5度、路面温度28.6度というコンディション。裏のストレートで追い風になる東寄りの風が、やや強く吹いている。
9年ぶりに開催された昨年のトルコGPでは、タイヤは最も固いC1、C2、C3のコンパウンドが提供された。ところが再舗装直後の路面は異常に滑りやすく、各ドライバーは大いに手こずった。それもあってか、今回ピレリは1段階柔らかいC2、C3、C4を選んだ。走り始めの感触は「去年よりずっとグリップしている」と、概ね好評だ。
セッション序盤は、ハミルトンが1分24秒511の最速タイムを叩き出した。これは2005年にファン・パブロ・モントーヤが予選中に出したコースレコード1分24秒770をコンマ2秒以上縮める記録だ。ハミルトンからコンマ4秒落ちながら、エステバン・オコン(アルピーヌ)がハードタイヤで2番手。バルテリ・ボッタス(メルセデス)はソフトタイヤでチームメイトからコンマ8秒落ちの3番手だ。4番手フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ/ミディアムタイヤ)、5番手フェルスタッペン(ソフト)、6番手ダニエル・リカルド(マクラーレン/ミディアム)とドライバーの履くタイヤはバラバラながら、コンパウンド違いによる顕著なラップタイム差は見られない。
セッション後半になっても、ハミルトンの出したトップタイムをしのぐ者は現れない。2セット目のソフトを履いたボッタス、フェルスタッペンがそれぞれ自己ベストを更新したものの、2、4番手が精いっぱいだ。一方、ミディアムで14周をしっかり走り、ガスリーに次ぐ14番手までタイムを詰めていた角田は、ガレージにこもったまま。本人もコクピットから下りていて、何らかの不具合が出たようだ。
その後は路面コンディションが好転したことも相まって、フェルスタッペンがハミルトンからコンマ4秒落ちの2番手、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が0.051秒の僅差で3番手に付けた。終了17分前には角田もコース復帰を果たし、ソフトで周回を重ねている。
このセッション、ハミルトンの首位は変わらず。トップ6は2番手フェルスタッペン、3番手ルクレール、4番手ボッタス、5番手カルロス・サインツ(フェラーリ)、6番手オコンという陣容。フェルスタッペン以外のホンダ勢は、ガスリー8番手、ペレス10番手、角田は18番手だった。
(Kunio Shibata)
関連ニュース
3/7(木) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
3/8(金) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
3/9(土) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 51 |
2位 | セルジオ・ペレス | 36 |
3位 | シャルル・ルクレール | 28 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 16 |
6位 | カルロス・サインツ | 15 |
7位 | フェルナンド・アロンソ | 12 |
8位 | ランド・ノリス | 12 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 8 |
10位 | オリバー・ベアマン | 6 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 87 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 49 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 28 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 26 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 13 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 1 |
7位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
9位 | レーシング・ブルズ | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |