BMWウイリアムズF1チームの代表、サー・フランク・ウイリアムズは、今シーズン限りでBMWとの関係を解消するというウワサを否定し、BMWとは‘長期の協力関係’を保っていると強調した。
　関係者筋によれば、ウイリアムズは2006年に向けてコスワース及びトヨタと話をしていると語っており、そのこと自体はサー・フランクは否定はしなかったが、BMWと解消とのウワサは消したがっているようだった。
「ウイリアムズは契約関係のことについて決してコメントをしないことは良く知られていることだ」とウイリアムズはロイターに語った。
「我々はBMWとの長期にわたる提携を有しており、その関係に非常に満足している。こういった密接なパートナーシップは、今後もあるかもしれないが、基本的に我々は素晴らしいチーム関係を築けている」
　ウイリアムズのBMWとの契約は2009年まで有効であるが、BMWは来年、ウイリアムズのみならずザウバーにもエンジンを供給する噂がある。だがサー・フランクは特に気にする様子は無い。さらにいくつかのニュースソースは、BMWがザウバーを買収し、トヨタ、ルノー、フェラーリらと同様に自身でチームを運営するかもしれないと示唆している。
「こういったウワサがいつまでも続くのにはいろいろな理由がある。だが事実は極めてシンプルだ。BMWはエンジンサプライヤーとしての我々の選択だ。長期にわたる現在の関係に我々はとても満足している」
　そのコメントの信憑性がいかなるものであっても、‘火の無いところに煙が立つ’ことはめったに無い。

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