F速

  • 会員登録
  • ログイン

アイルトン・セナのF1初優勝から40年の節目を記念したイベントをエストリルで開催。大雨でも大成功を収める

2025年4月25日

 1985年のF1ポルトガルGPでアイルトン・セナがF1初優勝を飾ってから40年の節目を迎えたことを祝うため、グランプリの舞台となったアウトドローモ・ド・エストリルで記念イベントが開催された。


 クラシック・チーム・ロータスとエストリル・サーキットが故アイルトン・セナに捧げたイベントは、セナがポルトガルGPで優勝を飾った日と同じ4月21日に行われた。前週末のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、甥のブルーノ・セナがロータス97Tでのデモランを行った。ルノーのターボエンジンに機械的な問題が起きたため、エストリルでのイベントではデモランは行われなかったが、それでもイベントは大成功を収めた。

 マシンはドライブできる状態ではないと知らされたブルーノ・セナは、このイベントに観客として参加した。イースターの日曜日と、あの歴史的瞬間から40年が経過した翌日の月曜日に、何万人ものファンがアウトドローモ・ド・エストリルに集まり、ブラックとゴールドのマシンを自分の目で見ようとした。ロータス97Tは、2日間の大半においてサーキットのピットレーンに展示され、ファンがその周りを取り囲んで数え切れないほどの写真を撮っていた。また21日の午後には予報通り大雨が降ったため、セナがグランプリレースで初勝利を収めた同じ日に直面したのと非常に似た状況になった。

ブルーノ・セナ
イベントに参加したアイルトン・セナの甥のブルーノ・セナ

 雨は数時間にわたって降り続いたため、最終的にイベント主催者はマシンをガレージのひとつに移動せざるを得なくなったが、悪天候にもかかわらずファンはサーキットに集まり続け、セナはポルトガルで依然として高い人気があることが示された。


 また、前日にセナのグランプリ初優勝を記念したユニフォームを着てプレーしていたエストリルを拠点とするサッカーチーム『エストリル・プライア』の選手数人もイベントに出席し、ブルーノ・セナとクラシック・チーム・ロータスのベテランメンバー全員にジャージを贈呈してファンを喜ばせた。


 このイベントは大成功だったため、チーム・ロータスの創設者コリンの息子であり、このクラシック・チームの原動力であるクライブ・チャップマンは、ルノーのターボエンジンが修理され、サーキットに空きができたら、ブルーノ・セナがデモランを行って、ポルトガルのファンに40年前に同じコースで経験したことを少しでも味わってもらうために、エストリルに戻ることを誓った。

ロータス97T
エストリルで展示されたロータス97T
展示されたレーシングスーツやヘルメット、グローブ
レーシングスーツやヘルメット、グローブなども展示された
アウトドローモ・ド・エストリルのコース図
アウトドローモ・ド・エストリルのコース図には手書きでたくさんのメモが残されている


(Text:GrandPrix.com / Translation : AKARAG)


レース

7/4(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/5(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/6(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号