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【F1前半戦レビュー:アストンマーティンの“プラス”と“マイナス”】勝利への強い意志/疑問視されるドライバーペア
2024年8月15日
F1前半戦が終了した段階で、ベテランジャーナリストのピーター・ナイガード氏が、全10チームそれぞれの良かった点と悪かった点を挙げる形で、ここまでの14戦の戦いを振り返った。今回は、コンストラクターズ選手権で5位に位置するアストンマーティンの前半戦レビューだ。
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■プラス:トップに立つための惜しみない投資
今は、期待どおりの結果を出せていない。2023年前半には2番目に速いマシンを持っていたアストンマーティンだが、2024年半ばには、アルピーヌやハースと5番目を争うまでに後退してしまった。
しかし、舞台裏では、チームオーナーのローレンス・ストロールが、トップチームに挑戦するために必要な資金を惜しむことなく費やす覚悟を持っていることは明らかだ。シルバーストンの新しい本拠は37、000平方メートルの広さを誇る立派な施設で、完全に新しいチーム拠点が登場したのは、ほぼ20年ぶりのことだ。
インフラが改善されるとともに、新しい従業員も加わり、チームの前進を促進する。2008年から2020年までメルセデスのF1エンジン部門でエンジニアリングディレクターを務めたアンディ・コーウェルがアストンマーティンのグループCEOに就任し、フェラーリのシャシーおよびエアロダイナミクス担当テクニカルディレクターのエンリコ・カルディレが2025年から最高技術責任者の役割を担う。さらにエイドリアン・ニューウェイも加わるかもしれない。
コース上での成果は表れていないが、アストンマーティンが未来の飛躍のために積極的に投資していることは明らかだ。
■マイナス:ドライバーたちのパフォーマンス
確かにランス・ストロールは、昨年よりも競争力が増しているが、それでも、彼がアストンマーティンのシートを得ている理由は、父親のローレンスがチームを所有しているからにすぎないという考え方は捨てられない。ドライバーを家族だからではなく才能で選んだ場合、そのドライバーはアストンマーティンでどれだけの成績を残せるだろう。
それはまた別の疑問につながる。今のフェルナンド・アロンソはどれだけ速いのかということだ。43歳のアロンソは、ほぼ一貫してストロールよりも速いが、それは当然のことであり、ランスがチームメイトであることで、アロンソはあまりにも楽な状況なのではないかという考えも浮かぶ。
アストンマーティンでは多数の良いことが起きているものの、若くてハングリーなドライバーのペアが走っていれば、もっと良いことが期待できるのではないだろうか。
■データ(2024年シーズン第14戦終了時)
コンストラクターズ選手権の順位:5位
チームメイト勝敗(予選):アロンソ対ストロール 9:5
チームメイト勝敗(スプリント予選):アロンソ対ストロール 1:2
チームメイト勝敗(ポイント):アロンソ対ストロール 49:24
2025年の予定ラインアップ:フェルナンド アロンソ、ランス ストロール
(Peter Nygaard)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

