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本命視されながらライバルを上回れなかったマクラーレン。代表は絶好機を逸したとは考えず/F1第14戦
2024年7月31日
7月28日に行われたベルギーGP決勝の終盤、ランド・ノリス(マクラーレン)はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にさらに2ポイントを奪われたが、マクラーレンのチーム代表アンドレア・ステラは、チームがスパ・フランコルシャンでチャンスを逃したとは考えていない。
イギリスのチームは、先週末のグランプリで優勝候補の本命だと広く考えられていた。また彼らは『MCL38』のペースに自信を持っており、土曜日のウエットコンディションでより競争力を高めるために妥協することはなかったが、それがノリスとオスカー・ピアストリがQ3でそれぞれ5番手と6番手タイムを出すに留まった主な要因となった。
しかし、最終ピットストップまでの周回で、初めて前方が開けたときにピアストリが出したスピードがレースペースを充分に表していたとすれば、ふたりのドライバーは他のライバルについていくのが非常に難しく、オーバーテイクはタイヤのパフォーマンスに大きな差がなければ不可能だったことを理解していただろう。
ステラは、チームがチャンピオンシップにおけるフェルスタッペンのアドバンテージを大きく削る絶好の機会を逃したことを否定しつつも、全体的なレース運びはもっとうまくできたはずだと認めた。
「そうだね、もし完璧な週末を過ごせたなら、昨日はひとつかふたつ上のポジションで予選を通過できたケースがいくつか見られたかもしれない。それでもレッドブルに勝てたとは思わない。我々には充分なグリップがなかった」
レースの分析に移ったステラは、「ランド(・ノリス)の1周目にちょっとした問題があり、オスカー(・ピアストリ)のピットストップでも少々問題があった。完璧なレースではなかったが、現実には誰も完璧なレースなどできない。それは不可能だ」とあらためて強調した。
「チームとしての我々にある一貫性と安定性のレベルには、非常に満足している。我々はドライバーたちがすべてのレースでポイントを獲得している唯一のチームだ。これまでのところ信頼性が非常に高く、連続して何ポイントを獲得したか数え切れないほどだ。表彰台も10回連続で獲得しているかもしれない。確かに、もっと良い結果を出せるチャンスはたくさんあったが、全体的に見れば非常に強力で一貫性のあるチームだし、これは注目すべきことだ」
そして、このイタリア人エンジニアはノリスがドライバー選手権でフェルスタッペンにさらに差をつけられたことから注意をそらしながら、ポジティブな面に目を向けて次のように指摘した。「レースの展開を考えると、レッドブルからポイントを奪えたことは依然として重要だと思う。なぜなら、レース前に『レッドブルからポイントを奪える』と言われても、信じられなかったと思うからだ。フェルスタッペンが抜きん出ていると考えていた」
「昨年のレースを見れば、ペレスはフェルスタッペンから10秒か15秒遅れでワン・ツー・フィニッシュを飾っていたことが分かる。今日我々は8ポイント差を縮めた。今のところ42ポイント差をつけられているが、私はこのことを前向きに捉え、今後もチャンスのために努力を続けるつもりだ」
(Grandprix.com
Translation: AKARAG)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

