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2024年F1第6戦マイアミGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

2024年5月7日

 2024年F1第6戦マイアミGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。


■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=5位(57周/57周)
3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

カルロス・サインツ(フェラーリ)
2024年F1第6戦マイアミGP カルロス・サインツ(フェラーリ)


 ランド、本当におめでとう。彼のことを考えると本当にうれしいよ! 彼は長い間、優勝に値する走りをしていた。今日は彼の日だったね。


 自分のレースについて語ると、逆に今日は僕の日ではなかったと思う。スタートはとても良くて、ターン1で2番手にいたのに、ペレスを避けなければならなくて、4番手に下がった。


 その後はDRSトレインのなかを走ることになったので、何か違うことをしようと思い、ギャップを広げるため、タイヤのケアをし、ファーストスティントを長く取ることにした。でも僕がピットストップをした直後にセーフティカーが出動したため、レースをリードするチャンスを失った。まぁ、そういうこともあるから仕方ない。


 それでも自分のレースにはとても満足している。ペースが強力だったし、チームのためにいくつかポイントを稼ぐことができたからね。次のレースでまた頑張ろう。


■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=4位(57周/57周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム

セルジオ・ペレスとマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2024年F1第6戦F1マイアミGP 決勝スタートでのセルジオ・ペレスとマックス・フェルスタッペン(レッドブル)


 全体的にかなりトリッキーなレースだった。スタートでインシデントがあった。インサイドに行ったところ、マックスとあやうく接触しそうになったんだ。


 予想外にグリップが全くなくて、結局(オスカー・)ピアストリに抜かれ、ファーストスティントで履いていたタイヤにダメージを負った。


 すべてが少し熱くなりすぎて、ペースが足りずにオーバーテイクするのに苦労した。両方のミディアムタイヤのセットで苦しんだ。終盤は少し良くなったが、それまでリズムに乗ることができなかった。


 マクラーレンが今週末強力だということは分かっていた。今日はトップでマクラーレンと競えるだけのペースが僕たちにはなかったと思う。


 昨夜マシンにいくつか変更を加えた。今思えば、それは正しい方向ではなかったので、今週末、デブリーフィングをして、イモラには強くなって戻ってきたい。


■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=3位(57周/57周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

3位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)と優勝したランド・ノリス(マクラーレン)
2024年F1第6戦F1マイアミGP 3位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)と優勝したランド・ノリス(マクラーレン)


 タフなレースだった。1周目は(ペレスが飛び出したために)危うい状況だったが、幸いダメージを受けずに済んだ。2番手を維持し、タイヤマネジメントに集中した。


 ピットストップは早めのタイミングで行った。しかしその後、バーチャルセーフティカーとセーフティカーが出動したため、ライバルたちはその間にピットストップを済ませることができ、僕たちには不利になった。


 その後は古くなったタイヤで苦労しながら、ペースを保つために戦わなければならなかった。


 近いうちにアップグレードが導入される。それによって優勝争いに加われるようになればと思う。


 F1初優勝を挙げたランドにおめでとうと言いたい。この勝利を存分に楽しんでほしいね。


(レース後のインタビューで今回のマクラーレンについて語り)「OK、彼らはとんでもなく強いな」と思っていたから、今日強いだろうことは予想していたんだけど、ここまで強いとは思っていなかったかもしれない。これからできるだけ早くアップグレードを入れて、彼らに追いつけるかどうかは、僕たち次第だ。今シーズンはアップグレードに左右されることになるだろう。近いうちに僕たちが導入するアップグレードは、その後のシーズンをある程度決定づけることになる。だから懸命に取り組んで、自分たちのアップグレードがマクラーレンのと同じぐらい良いものであることに期待したい。


■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=2位(57周/57周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

2位マックス・フェルスタッペン(レッドブル)と勝者ランド・ノリス(マクラーレン)
2024年F1第6戦F1マイアミGP 2位マックス・フェルスタッペン(レッドブル)と勝者ランド・ノリス(マクラーレン)


 結局のところ、今日の僕たちには十分な速さがなかった。セーフティカーのタイミングが助けにならなかったことは確かだけれど、それでも勝つチャンスはたっぷりあった。でもペースが足りなかったんだ。


(最初の)ミディアムタイヤの時点で感触が良くなかった。後方を引き離すことはできたが、いつもほど大きなギャップは築けなかった。


 ピットストップをした時、マクラーレンのラップタイムを聞いて「それはすごく速いな」と思った。ハードタイヤに履き替えると、彼らのペースはさらに好調になった。特にランド(・ノリス/マクラーレン)は飛ぶように走っていたよね。


 マシンをガレージに戻してみると、フロアにダメージがあり、穴が開いているのが分かった。コーンにヒットした時に傷ついたのかもしれない。


 今回は週末を通してタイヤとマシンバランスに苦労していて、あまり快適に走れずにいた。高速ではアンダーステアになり、タイヤのグリップにもかなり苦しめられた。


 僕たちにとってベストな週末ではなかった。レースで優勝するには、すべてをうまくやる必要がある。それは人々が考えているほどやさしいことではないんだ。


 それでもランドが勝ったことはうれしい。初優勝は感動する瞬間だ。彼は素晴らしいレースをした。(初優勝まで)長い時間がかかったけれど、今日の彼は勝利に値する仕事をした。


■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=1位(57周/57周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

ランド・ノリス(マクラーレン)
2024年F1第6戦F1マイアミGP ランド・ノリス(マクラーレン)がF1初優勝


 なんというレースだ。長い時間がかかったけれど、ようやく優勝を達成することができた。チーム全体のことを考えるととてもうれしい。一緒に成し遂げたことに満足している。


 週末の間にいくつかつまずきがあったけれど、今日はすべてをうまくまとめることができた。マシンはすごく好調だったし、戦略はパーフェクトだった。うれしくて有頂天になっている。


 今日、チームの全員を誇りに思う。ずっと彼らを信じてきた。彼らもずっと僕を信頼してくれていた。今日、それが正しいことを証明したんだ。


 今日の勝利を実現するためにハードワークをしてきてくれた彼らに、心から感謝したい。


(記者会見で語り)僕は自分を信じる気持ちを失ったことがなかった。自分がコース上でやれることについて、信じなかったことはない。だから大勢の人たちが間違っていたことを証明できて、とてもうれしいんだ。Instagramにアクセスして、僕を罵倒しているコメントを見るのが好きだ。特に僕を『ランド・ノーウイン(Lando No-wins)』と呼んでいるようなこととかね。ついに彼らが間違っていたということを証明した。僕には無理だと思っていた人たちに対して、それが間違いだと証明することができたんだ。それを思うと、なおさら笑顔になるよ。彼ら全員に感謝だ。



(autosport web)




レース

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フリー走行2回目 結果 / レポート
5/18(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/19(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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