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F1第7戦木曜会見:アストンマーティンとホンダの提携は「タイトルを獲るための確固たる意志を示した決定」とアロンソ
2023年5月26日
2023年F1第7戦モナコGP木曜日の定例会見では、その2日前に東京で発表された2026年からのホンダのF1復帰ニュースに対して、角田裕毅(アルファタウリ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、セルジオ・ペレス(レッドブル)ら、ホンダゆかりのドライバーがその思いを語った。
Q:まずはホンダの発表について、感想を聞かせてください。
角田:とても興奮しています。ホンダファミリーの一員として、彼らがF1に戻ってくるのを見るのは素晴らしいことです。ホンダは挑戦が大好きですから、アストンマーティンで再び成功したシーズンを送ることを願っています
Q:フェルナンド、かつてホンダとともに戦い、今はアストンマーティンに在籍するあなたの反応は?
アロンソ:チームにとって、とてもいいニュースだよ。アストンマーティンが将来的にタイトルを獲るための、確固たる意志を示した決定だと思うね。チームのすべての人にとって、その可能性がさらに近づいたと感じられる、素晴らしい兆候でもある
Q:ホンダと組むことが、チームにとって最善の方法だと。
アロンソ:そう思う。特に2026年には、新しいパワーユニット規約が導入されるしね。それ以前にパワーユニットやシャシー開発を入念に準備し、すべてを統合しておく。それこそがまさに、ワークスチームとしてのメリットだ。もちろんだからと言って、2026年以前にアストンマーティンがタイトルを獲得するチャンスがないと言うわけじゃないよ
アロンソの最後のコメントは、なかなか興味深い。7月には42歳になるアロンソが、2026年まで現役生活を続けられるかどうかは、正直微妙なところだ。本人もそれを意識しているからこそ、今のアストンマーティンでもチャンピオンになれることを示唆したのか。
当然のようにフロアのジャーナリストから、それに関する質問が飛んだ。
デヴィッド・クロフト(スカイスポーツF1):フェルナンド、あなたは2026年には45歳になると思いますが、まだレースに出続ける野心を抱いているのですか?
アロンソ:正確には、44歳だよ
クロフト:それは失礼。では44歳で、しかも暗黒のマクラーレン時代に搭載されたホンダエンジンでレースをすることに問題はないのでしょうか?
アロンソ:正直なところ、2026年に自分が何をしているかはわからない。今はフレッシュな気分でやる気満々だし、何より十分に速い。もしこのまま楽しむことができれば、現役を続けたいと思う。でもいつか目が覚めたときに、この旅を続ける意欲や喜びを感じられなくなるときが来るだろうことはわかっている。あるいは速さを感じられなくなり、「そろそろかな」と手を挙げる最初の人になるかもしれない。一方でホンダと再び組むことは、僕自身はまったく問題ない。確かに前回は、うまくいかなかった。でも今のホンダは、競争力のあるパッケージであることを十分すぎるくらい証明している。新しいレギュレーションになっても、エキサイティングな姿を見せてくれると思うよ
選手権首位に立つチームメイトのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を激しく追い上げるペレスに対しては、ホンダについてこんな質問が発せられた。
マット・キュー(オートスポーツ):ホンダの仕事に対する姿勢、集中力など、具体的に見てきたことを教えてください。
ペレス:ホンダのスタッフと一緒に仕事ができることは、とにかく光栄の一言だよ。何かを要求するたびに、すぐに対処してくれて、必ず何かが変化していく。それを見るのは、本当に印象的だ。僕たちドライバーのフィードバックに注意深く耳を傾け、シフトチェンジでどのようにエンジンをチューニングするかなど、あらゆることに対応してくれるしね。アストンマーティンは今やトップチームのひとつだし、それがホンダと組む。この組み合わせは、2026年の最もパワフルなもののひとつになると思うね
Q:となるとレッドブルが2026年にホンダを失うことは、大きな損失なのでは?
ペレス:どうだろう。実際のところ、何が起こるかわからないしね。ただ確かなのは、ホンダの人たちの仕事に対する姿勢や、要求されたことのひとつひとつに細部までこだわっていることに、ドライバーとして本当に感心させられた。それは間違いないね
2026年といえば、ほんの3年後(正確には2年半あまり)でしかない。あらゆる事象が目まぐるしい速度で変化するF1の世界で、2026年シーズンは今とはまったく違う景色となっているはずだ。その時アロンソ、ペレス、そして角田は、どこで何をしているだろう。
(取材・まとめ 柴田久仁夫)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 575 |
2位 | セルジオ・ペレス | 285 |
3位 | ルイス・ハミルトン | 234 |
4位 | フェルナンド・アロンソ | 206 |
5位 | シャルル・ルクレール | 206 |
6位 | ランド・ノリス | 205 |
7位 | カルロス・サインツ | 200 |
8位 | ジョージ・ラッセル | 175 |
9位 | オスカー・ピアストリ | 97 |
10位 | ランス・ストロール | 74 |

1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 860 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 409 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 406 |
4位 | マクラーレンF1チーム | 302 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム | 280 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 120 |
7位 | ウイリアムズ・レーシング | 28 |
8位 | スクーデリア・アルファタウリ | 25 |
9位 | アルファロメオF1チーム・ステーク | 16 |
10位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 12 |

第19戦 | アメリカGP | 10/22 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/29 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/5 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/18 |
第23戦 | アブダビGP | 11/26 |

