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アロンソ、かつて2度のF1タイトル獲得後に「レースをするのはあと1、2年だろうと思っていた」と振り返る

2023年4月16日

 アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、かつて2度のF1のタイトルを獲得した後は数年でF1をやめるだろうと考えていたと明かした。


 41歳のアロンソは、2023年のF1グリッドで最年長のドライバーとなっている。そして彼はグランプリ最多出走記録も保持している。2001年にミナルディから参戦したオーストラリアGPから数えて358回だ。


 だからこそアロンソがF1からはるかに早く去ろうとしていたと明かしたことは注目に値する。彼は2005年と2006年の2年連続で世界チャンピオンになった後は、それほど長くF1にいるつもりはなかったとほのめかした。


「F1キャリアを始めた時、ここにいるのは7年か8年くらいのつもりでいたと思う」とアロンソは最近、高級ホームオーディオ企業『バング&オルフセン』のインタビューで語った。


「2回世界タイトルを獲得してから、レースをするのはあと1、2年で、その後やめるだろうと思っていた。それが僕の考えだった。それが今ではF1史上最長のキャリアを持っているよ!」

フェルナンド・アロンソ(ルノー)
2006年F1ブラジルGP フェルナンド・アロンソ(ルノー)


 F1での長いキャリアのなかで、アロンソはいくつかのトップチームに所属してきた。彼は2003年にルノーに加入し、2回世界タイトルを獲得して、2007年にマクラーレンに移籍した。


 そこでアロンソはルーキーのルイス・ハミルトンとチームメイトになるが、彼らの間に確執があったことは有名で、2008年にアロンソはルノーに戻った。2年後、彼は夢だったフェラーリとの契約を結んだが、3回目のタイトル獲得は実現しなかった。


 アロンソは2015年にマクラーレンに戻るが、ホンダのパワーユニットが期待に届かないものだったために大きく失望し、F1を離れてスポーツカーのレースに参戦し、ル・マン24時間レースで2勝を挙げた。

2018/19年のWECで8号車トヨタTS050ハイブリッドをドライブした中嶋一貴(左)とセバスチャン・ブエミ(中央)、フェルナンド・アロンソ(右)
2018/19年のWECで8号車トヨタTS050ハイブリッドをドライブした中嶋一貴(左)とセバスチャン・ブエミ(中央)、フェルナンド・アロンソ(右)


 しかしF1の魅力はあまりにも強力なものだった。アロンソは2021年にアルピーヌに加入してパドックに復帰した。その後2023年にアストンマーティンに移籍し、今シーズンの開幕から3戦連続で表彰台を獲得して、キャリアを再生させている。新たな成功に喜びを感じているアロンソはF1の古株にはとても見えず、どちらかというとキャンディ店にいる男子生徒のようだ。


「今も新鮮な気持ちでモチベーションがあるし、毎日を楽しんでいるよ。朝起きると、自分がしていることを幸せだと感じる」


 では、すぐにヘルメットを脱ぐ準備ができているという兆候はないということだろうか?


「自分にはあと数年の時間はあると思う。今後はタイトル争いができることを願っている」

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
2023年F1第3戦オーストラリアGP 3位に入賞したフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)


 長年にわたるF1についての独自の洞察力と詳細な知識を持つアロンソは、コース上で対戦したなかで最も偉大なドライバーの名を挙げるように求められたが、彼はその名を選ぶのにまったく躊躇しなかった。


「ひとりを選ぶのは難しい。みんな素晴らしいライバルだし、とても才能があるドライバーたちだ」


「でも僕がF1に来た時は、ミハエル・シューマッハーがレースを支配していたよ。僕がひとつ選ぶとすれば、あの彼との戦いになるだろう。ミハエルと戦うのは本当に特別なことだったと言える」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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