ノリス、MCL60のドラッグの大きさにショックを受けたと明かす「DRSが助けになっているとは思えない」
2023年4月11日
ランド・ノリスはマクラーレンの2023年型マシン『MCL60』について、DRSの助けがあったとしてもそのストレートスピードは散々なもので、特に土曜日には大きな足枷となっていると強調した。
マクラーレンはF1第3戦オーストラリアGPで2023年の初ポイントを獲得した。ノリスとチームメイトのオスカー・ピアストリはメルボルンの大混乱をかわし、波乱の1日の終わりにノリスが7位、ピアストリが9位に入賞した。
マクラーレンのふたりは、主に空力効率の欠如に起因するMCL60のマシンパフォーマンスに苦戦してきた。DRSがオープンになっていても、設計上ドラッグが過度にあることが、理論的にマシンの最大速度に影響を及ぼしている。
「僕たちのストレートスピードはすごく遅い。DRSが助けになっているとは思えない」とノリスはメルボルンで説明した。
「DRSがあってもどれだけ遅いか、DRSをオープンにしてもどれだけドラッグが大きいかということに、今もショックを受けている。僕たちが時速数km速くなったとしても、時速10kmから15kmを稼いでいるマシンもいるから、レベルが違う。だから今のところ土曜日が僕たちの最大の弱点だ。特に(アルバートパークの)4カ所のDRSゾーンでは、どうしたって僕たちに有利にはならない」
「でもそのことは理解している。どうしたらもっと改善して効率的にできるか、その方法を見つけるために熱心に取り組んでいるところだ」
レースがない4月の3週間のうちに、マクラーレンは多くのマシンアップデートの準備のために懸命な作業を行う。そのうちの一部は次のアゼルバイジャンGPに間に合うよう導入される予定だが、夏半ばまでにはBスペックのマシンがコースに登場するとみられる。
しかしノリスは、短期間で大きな進歩があるとは期待していない。
「大幅に改善するにはしばらく時間がかかるだろう。僕たちは努力しているけれど、土曜日が難しい状況になるのはきついし、日曜日はさらに厳しくなる」
「でも、オーストラリアGPのような日があるから、ハードワークが報われることは保証されている」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
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