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F1オランダGP FP1:ラッセルが最速、メルセデス1-2。フェルスタッペンはギヤボックスのトラブルでストップ
2022年9月2日
2022年F1第15戦オランダGPのフリー走行1回目が行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップタイムをマークした。2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は17番手だった。
ヨーロッパ3連戦の2戦目となるオランダGP。舞台となるザントフォールト・サーキットは、1週間前のスパ・フランコルシャンとは対照的なハイダウンフォース、かつ抜きにくいコースだ。一方で名物の最大斜度18度のバンクを2カ所有し、最終コーナーのそれは今回DRSが使用できることになった。ただしFP1後にドライバーの意見を聴き、FP2以降の対応を検討するとのことだ。
初日のザントフォールトは薄曇り、FP1開始時の現地時間午後12時半の気温は21度、路面温度は27度と、まずまずのコンディション。海岸沿いに位置するサーキットだが、風もそれほど強くなく、路面に砂が飛んでくる恐れもなさそうだ。
開始直後は、ミディアムタイヤを履いたフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)を除く19台が、ハードタイヤで周回を重ねた。セッション序盤から、ランド・ノリス、ダニエル・リカルドのマクラーレン勢がマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と遜色ないタイムを記録する展開となった。ところが開始後10分、ターン1を立ち上がった直後にフェルスタッペンが「ギヤボックスがおかしい」と訴え、ターン3を回ったところでストップ。これで10分間の赤旗中断となった。
再開後は多くのドライバーが、ソフトタイヤに交換。ここでもマクラーレン勢が速さを見せたが、サインツが2台をしのぐ1分12秒845のタイムでトップに立った。そこに終了15分前後のタイミングまでソフトへの交換を待ったメルセデスの2台が絡んで行く。まずラッセルが1分12秒455で首位に立つ。さらにコンマ2秒落ちでハミルトンが2番手。サインツはラッセルからコンマ4秒落ちの3番手に留まった。
4番手ノリス、5番手リカルドと続き、コーナリング性能に優れるマシンが、順当に上位に進んだ形だ。ただしシャルル・ルクレール(フェラーリ)はサインツから約コンマ3秒落ちの6番手。そしてレッドブルでは1台だけとなったセルジオ・ペレスは明らかにマシン挙動が定まらず、何度もコースオフを繰り返し、ラッセルからコンマ9秒落ちの7番手が精いっぱいだった。
8番手アロンソ、9番手エステバン・オコン(アルピーヌ)、10番手アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)。前戦ベルギーで復調したかに見えたアルファタウリ勢だが、このセッションはピエール・ガスリー14番手、角田17番手だった。
(Kunio Shibata)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |