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F1イギリスGP FP1:不安定な天候で、タイムを出したのは10台のみ。ボッタスが最速タイムを記録

2022年7月1日

 2022年F1第10戦イギリスGPのフリー走行1回目が行われ、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)がトップタイムをマークした。2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は9番手だった。悪天候のため、タイムを記録したのは10台のみとなっている。


 F1チームの大部分が、イギリスGPの舞台となるシルバーストン周辺に本拠地を構える。パーツ変更などの急な対応にも柔軟に対処できることもあって、この週末に大規模なアップデートを投入するチームが少なくない。今回はメルセデス、アルピーヌ、ウイリアムズが、フロアやエンジンカウルに大幅な変更を施してきた。


 初日金曜日は午前中から小雨が降ったり止んだりの天候。FP1開始直前には、降水確率は100%まで上がった。何より酷暑だった5月のスペイン、モナコのヨーロッパ緒戦に比べると、寒いほどの陽気だ。FP1の始まる現地時間午後1時の時点で、気温17度、路面温度26度というコンディション。タイヤの温まりにくいクルマには、厳しい条件といえる。


 そしてセッション開始のグリーンライトが点灯しようというタイミングで、シルバーストンはいきなりの降雨に見舞われた。路面はまたたく間にびしょ濡れとなるなか、ハミルトン、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、サインツが浅溝のインターミディエイトタイヤを装着して、チェック走行に出て行く。


 その後は一時雨足が強くなったものの、20分過ぎには雨は止み、路面は急速に乾いていった。この時点でトップは、1分42秒967のサインツ。しかしいうまでもなく、この状況では誰も本気でプッシュしておらず、タイムを出しているのは9人だけだ。


 終盤には再び雨が降り出したが、満員の観衆を喜ばせようとハミルトンだけがコースに出ていった。実際に走ってみると路面コンディションはそれほど悪くないようで、ハミルトンは終了6分前にソフトタイヤに交換。フェラーリの2台やボッタスもあとに続いた。しかしチェッカー1分前、ランス・ストロール(アストンマーティン)がターン7立ち上がりでコースオフ。グラベルにはまってしまい、赤旗中断。そのままセッション終了となった。


 FP1トップはボッタス、2番手ハミルトン、3番手サインツ、4番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)、5番手ミック・シューマッハー(ハース)、6番手周冠宇(アルファロメオ)、7番手ケビン・マグヌッセン(ハース)、8番手ストロール、9番手角田、10番手セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)。11番手以下のドライバーは、ノータイムだった。



(Kunio Shibata)




レース

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フリー走行2回目 結果 / レポート
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予選 23:00〜
7/28(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※ハンガリーGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン265
2位ランド・ノリス189
3位シャルル・ルクレール162
4位カルロス・サインツ154
5位オスカー・ピアストリ149
6位ルイス・ハミルトン125
7位セルジオ・ペレス124
8位ジョージ・ラッセル116
9位フェルナンド・アロンソ45
10位ランス・ストロール24

チームランキング

※ハンガリーGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング389
2位マクラーレン・フォーミュラ1チーム338
3位スクーデリア・フェラーリ322
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム241
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム69
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム33
7位マネーグラム・ハースF1チーム27
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング4
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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