F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

表彰台獲得の約束を果たしたリカルド、F1アメリカGPの前にアーンハートのNASCARマシンをドライブへ

2021年10月19日

 マクラーレンのダニエル・リカルドは、今週末の第17戦アメリカGPでトップ10に返り咲くことを狙っている。だがF1の週末を前に、彼は子供の頃のアイドルがかつてステアリングを握った象徴的なマシンに乗る予定だ。


 マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンはリカルドに対し、今シーズン表彰台を獲得することができたら、彼が所有するデイル・アーンハート・シニアの3号車ラングラー・シボレー・モンテカルロNASCARを走行させるという約束をしており、その取り決めを果たすことになったのだ。


 リカルドは先月、ブラウンの期待を上回ってモンツァでの第14戦イタリアGPで優勝したため、アーンハートの歴史的なマシンに乗り、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)でデモランを行う権利を獲得した。

2021年F1第14戦イタリアGP 表彰式
2021年F1第14戦イタリアGP表彰式 左からランド・ノリス(マクラーレン)、ザク・ブラウン(マクラーレン・レーシングCEO)、ダニエル・リカルド(マクラーレン)


 故アーンハートはウィンストンカップで7回チャンピオンになり、デイトナ500でも1回優勝を飾っている。彼はリカルドの心の特別な場所を常に占めていた。NASCARのレジェンドがF1ドライバーのアイドルになることはあまりなさそうだが、リカルドはF1でカーナンバー3をつけて走ることを選択するほど影響を受けていた。これはアーンハートのトレードマークのレースナンバーでもある。


「間違いなく彼はヒーローだった。僕が『3』を選んだのは実際には2014年のことだ。心の中では“脅迫者”も引き継いだよ。僕のバージョンでは“ハニーバジャー”だったけどね」とリカルドは、今年初めにレッドブル・レーシングでの1年目のシーズンについて語るなかで触れている。


「言ってみれば、大胆な動きを恐れず、激しいレースをするドライバーになるために、自分にとって多少の自己主張をする年になると思っていた」


「そうできたことはまだなかったと感じていたんだ。レッドブルでの最初の年は自己主張をしてそうした評価を得るための最初のチャンスだった」


「確かに、部分的にはアーンハートのことが頭にあったし、彼から受けた影響もあった」


 残念ながらリカルドはアーンハートのレースを直接見る機会には恵まれなかったが、“脅迫者”のシボレーを運転してCOTAを駆け巡ることは、素晴らしい慰めの賞となるだろう。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

4/19(金) フリー走行 12:30〜13:30
スプリント予選 16:30〜17:14
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP