F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

【気になる一言】「7年ぶりにトップ5を逃したって?」難しい予選後に余裕を見せたメルセデスF1代表

2020年11月15日

 今シーズン、第13戦エミリア・ロマーニャGPまで13戦連続でポールポジションを取り続けてきたメルセデス。その連続ポールポジション記録は、14戦目にして途絶えた。


 しかし予選後にメルセデスが開いたチームの会見に出席したトト・ウォルフ代表は、思いの外、サバサバしていた。それは、ある記者とのこんなやりとりからもわかる。記者から「7年ぶりにトップ5を逃した理由は何か?」と尋ねられたウォルフは、微笑みながら、こう返した。


「えっ、7年ぶりにトップ5を逃したって? それはいつのことだい?」


 記者から「2013年のモンツァ以来」と告げられると、ウォルフは「2013年か。私がチームに加入した年じゃないか、くそっ!!」と笑った。


 メルセデスが予選でトップ5を逃したのが2013年以来ということは、ハイブリッドパワーユニット時代になってから初めてのことだった。それでも、予選後のウォルフに余裕があったのは、トップ5を逃したこの日の予選が非常に稀なコンディションだったからだと考えられる。


 ウォルフも「ウエットコンディションという理由だけなら、ポールポジションを失うことはなかっただろう」と語る。実際、第2戦シュタイアーマルクGPでは、ウエットコンディションのなかルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得している。

2020年F1第2戦シュタイアーマルクGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得
2020年F1第2戦シュタイアーマルクGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得


 しかし、今回トルコGPが行われているイスタンブール・パーク・サーキットは直前に再舗装され、信じられないほど滑りやすい状況だった。


「ウエットであるだけでなく、滑りやすい新しい路面で、かつ外気温と路面温度も低かった。そのため我々はタイヤにスイッチを入れることができなかった。タイヤが適正温度に入っていない状況では、マシンは滑りまくり、ああいう結果になってしまう」


 そのうえで、こう言って戒めた。


「しかし、これらのコンディションは我々だけでなく、みんなにとっても同じであるから、それを言い訳にしてはいけない。今日、我々はタイヤにスイッチを入れられなかったが、ほかの数チームはできていたのだから」


「我々はここから学ぶことが必要だ。極端なコンディションでもタイヤにスイッチを入れられるようにしなければならない」

トト・ウォルフ(メルセデス チーム代表)
2020年F1第14戦トルコGP金曜会見 トト・ウォルフ(メルセデス チーム代表)

バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2020年F1第14戦トルコGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)



(Masahiro Owari)




レース

4/19(金) フリー走行 12:30〜13:30
スプリント予選 16:30〜17:14
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP