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マクラーレン・ホンダ密着:3レース目で発生した信頼性への懸念/バーレーンGP土曜

2017年4月16日

 懸念されていた事態が再発した。土曜日の予選で、Q1を15位で通過したフェルナンド・アロンソ。新品のスーパーソフトタイヤを履いたQ2の1回目のアタックは、セクター1とセクター2で自己ベストを更新。「最終コーナーまではQ1のタイムよりコンマ5秒速かった」(アロンソ)。

 ところが、最終コーナーを立ち上がったアロンソは、ステアリングを右に切り、ピットロードへ入っていった。「パワーユニットに問題が発生し、予選アタックをやめざるをえなかった」というアロンソはガレージにマシンを止めた後コクピットを降り、予選を早々に終了した。

 いったい、何が起きたのか?
「金曜日のストフェル(・バンドーン)と同じトラブル」と語るのは、長谷川祐介ホンダF1総責任者だ。金曜日のバンドーンのトラブルはMGU-Hの冷却水の水圧が落ちるというトラブルだったが、長谷川総責任者はもう少し詳しく症状を説明してくれた。

「ベアリングが固着してしまったんです。ベアリングが回転することによってシールしているので、ベアリング固着してしまったことで、シールドから水が漏れたようです」

 MGU-Hの水漏れは昨シーズンも起きているが、それは純粋にシールの問題だった。今回のようにベアリングが固着して水漏れを起こしたのはこのバーレーンGPが初めてである。





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