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GP topic:引退を決めた「ハービーさん」と日本の深い関係
2016年7月9日
F1の世界で最も人望の厚い人物のひとりが、今シーズン限りで引退することが発表された。FIAのオブザーバーと副レースディレクターを兼任しているハービー・ブラッシュだ。
ブラッシュの引退を多くの人間が惜しんでおり、日本のレース関係者も少なくない。1988年までブラバムのチームマネジャーを務めていたブラッシュは、ブラバムがF1から撤退したあと、ヤマハのスポーティングディレクターとしてヤマハF1活動を支えていた。
ヤマハがティレルにエンジンを供給していた1993年から1996年までは、当時ティレルのドライバーとしてF1を戦っていた片山右京を励ましていた。F1初入賞を果たした1994年のブラジルGPで、右京が「ハービーさんが、いい走りだったとほめてくれた」と喜んでいたことを思い出す。
ヤマハが1997年限りでF1を撤退すると、ブラッシュはFIAのオブザーバーおよび副レースディレクターに就任。1997年からFIAのレースディレクターを務めているチャーリー・ホワイティングを支えた。韓国GPの開催初年度にコースの一部が剥がれたとき、昨年のアメリカGPが大雨に見舞われたとき、マーシャルカーに乗ってコースを視察するホワイティングの横には、常にブラッシュが座っていた。
ブラッシュの温厚で懐が深い性格は、緊張感のあるサーキットにおいて、非常に重要な役割を果たしていた。各国のコースマーシャルたちとも厚い信頼関係を築いており、鈴鹿のスタッフとも強い絆で結ばれている。
ある年の日本GPで、こんなことがあった。レース前にブラッシュを乗せてホワイティングがコースを視察に出ると、あるコーナーでマーシャルが横断幕を広げていた。よく見ると「鈴鹿へようこそ。We Love Herbie」と書かれていた。この写真は、ブラッシュ本人が持っていたものだ。
今年の鈴鹿では、今季限りでF1キャリアに幕を引くことを決めたブラッシュを、どんな言葉が迎えるのだろうか。
(Text : Masahiro Owari)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |