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プロストがルノー低迷を分析、新スタッフを迎えて向上するには痛みをともなう

2016年6月29日

 今シーズンのルノーF1チームは、スタッフのモチベーションの維持が課題となっており、2017年はより良いポジションでスタートできるよう努めなければならないと、4度のチャンピオン経験者アラン・プロストが語っている。 


 ロータスを買収し、今シーズンからワークスチームとして復帰したルノーだが、経営権の取得に手間取ったため、2016年のマシンは開発が遅れた。ケビン・マグヌッセンとジョリオン・パーマーはヨーロッパGPの予選で最後尾に沈み、コンストラクターズランキングでは通算6ポイントの獲得で9位と低迷している。


 ルノーのアンバサダーを務めるアラン・プロストは、現状を以下のように述べた。


「(ロータス買収の)決定が遅れたことで、おそらく状況は思いのほか難しくなっている。私も、それほどのパフォーマンスを期待していたわけではないが、もう少し良いかと思っていた。問題は、いま見えているものではなく、今シーズン終了までに、なぜ不調に陥ったかをどれだけ理解できるかだ」


「どうやってスタッフを満足させて、シーズン終了までモチベーションを維持させるか。そして2017年には、可能な限り良いマシンを手にしなければならない。新たなマシンが今年のものより0.3〜0.4秒速いだけであれば大きな違いは得られない。長い計画のなかでは、良くない流れになることもある」


 プロストは、ルノーの低迷はリソースを2017年向けに切り替える際に、影響を及ぼすと言う。


「2016年のマシン開発を続行するか、2017年の開発に切り替えるかは難しい判断になる。低いポジションにいるときには簡単に決められることではない。中団グループか、もう少し上に属していれば簡単だった」


 ルノーの再建プロセスでは新たなスタッフも迎えることになる。チームが一致団結するまでには、ある程度の時間を要するため、短期間ではあるものの、痛みをともなう可能性があることもプロストは認めた。


「ずいぶん昔の話になるが、私が以前リジェにいたときには65〜200人のスタッフがいて、それは数としてはかなり少ないほうだ。65〜200人であっても、全員が一丸となって物事を動かすことは困難だった。新しい世代と古い世代が、常にいがみ合っていた。新たなスタッフを迎え入れるときには、時間が必要になる」


 かつての強さをルノーが取り戻すのは、簡単なことではなさそうだ。



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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