初日の走行で問題となった縁石を撤去、ピットロードへの白線も位置を変更
2016年6月18日
F1ヨーロッパGP金曜日のフリー走行で、コースの縁石に問題が発覚したバクー・シティ・サーキット。フリー走行1回目のセッション後に、多くのマシンのタイヤに損傷が確認されていた。問題となった箇所は、6コーナー出口の縁石と12コーナーのイン側の縁石、そして15コーナーのイン側の縁石だ。
フリー走行2回目までに修復が難しいと判断したFIAは、とりあえず「ターン6にある縁石の出口を極力、避けてほしい」とチームを通じてドライバーたちへ警告。
その後、行われたチームマネージャーも含めたドライバーズミーティングで、この3つの縁石を除去し、ゼブラ色のペイントにすることで、ドライバーおよびチームと合意が交わされた。
![問題の縁石が取り除かれた状態](http://cdn-image.as-web.jp/2016/06/18170416/01_P1890801-267x200.jpg)
また、ピットロード入口へと導入する白線も変更された。視認性が悪いことと、ピットロードへ向かうドライバーの走行ラインを早めに変えさせることで本コースを走行するドライバーとの接触事故を未然に防ぐための措置である。金曜日までの白線はコースの中央寄りにあったため、ドライバーたちは早めにイン側へ寄らず、白線が近づいてから一気にイン側へ進路を変えるというケースが見られた。
そこでFIAは、ピットインするドライバーが早めに走行ラインを外すよう、白線の位置を左側へ移動させた。さらに一部のドライバーから「路面がうねっていて白線の始まりが見えづらいという指摘を受け、白線を約10m伸ばした。下の写真で濃い青色の矢印が改修後、水色の矢印部分が金曜日に使用していた白線の跡だ。
![ピットロード入口への白線も変更完了](http://cdn-image.as-web.jp/2016/06/18170420/02P1890787-267x200.jpg)
改修工事は金曜日の夜に行われ、撤去された縁石の代わりにペイントを塗るという作業以外は終了。問題となった縁石のほか、FIAは予防策として、サーキットに対して1枚1枚バラバラに路面に固定されていた縁石を、縁石同士を溶接することで、剥がれにくくしている。
![縁石が剥がれないように溶接](http://cdn-image.as-web.jp/2016/06/18170424/03P1890811-267x200.jpg)
(Text : Masahiro Owari)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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