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フェラーリが導入済みの新ターボチャージャー、ハースはイギリスGPから

2016年6月17日

 7月のF1イギリスGPで、ハースはアップデート済みのフェラーリ製ターボチャージャーを使用することになったと、チーム代表のギュンター・シュタイナーが認めた。 


 フェラーリは2トークンを消費して上記のアップデートを敢行し、カナダGPで導入していたが、カスタマーチームには供給されなかった。アップデートについてシュタイナーは、以下のように話す。


「(アップデートを)観察し、シルバーストンで投入することになった。たくさんのパワーを使うことはいつでもできるが、有効に活用する準備ができていない段階では、導入は避けたほうがいい。現在の予定では、シルバーストンで投入することになっている」


 セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンは、ともに開発は前進していると語っており、データに目を通したシュタイナーも同意している。


「比較的、良い前進を遂げている。その前進が大きい小さいというのは、何かと比較しての話になる。以前との違いは見えている。ここバクーでは、長いストレートで明らかな違いが見えるだろう」


 シュタイナーはアップデート導入に合わせてのボディワーク変更は不要としながらも、ヒートシールドのような要素を変更する必要はあると言う。また新ターボチャージャー導入にともなって、空力面でのアップデートの可能性も示唆した。


「シルバーストンでは、いくつかのパーツを持ち込めることを期待している。まだ100%確実ではないが、来週には取り組む予定だ。それらはリヤブレーキやクーリングダクトなどで、それほど多くの要素にはならない。小さな変更ではあるが、とても重要なものだ」

■グティエレスの体調は回復したのか

 カナダGPで発熱により体調を崩していたエステバン・グティエレスは、決勝ではブレーキングのたびに腹痛に悩まされており、結果は13位だった。体調は回復傾向にあるという。


「ずいぶん良くなったけれど、復調には時間がかかる。血液検査など、できることはすべてやって、結果は問題なかった。何かの細菌感染だったんじゃないかと思う。問題は、この2週間トレーニングが全然できなかったこと。ここは少し気温が高くて、通常よりも暑い。明日になってマシンに乗ってみないとわからないから、100%だとは言いたくない」


 集中力に影響が出ないかと聞かれると「理想的ではない」とグティエレス。


「体の中で何かが起きていると、それが心配の種になって考えることがひとつ増える。それは何の利益にもならない。僕は人間だから病気になることもあるし、それは受け入れて、なるべく早く回復しなければならない。いま僕は、まさにそれをしているところなんだ」



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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