FP1トップはスーパーソフトのハミルトン。ウルトラソフトのロズベルグを上回る
2016年6月11日
2016年F1第7戦カナダGPは、現地6月11日にフリー走行1回目が行われた。トップタイムをマークしたのは、メルセデスのルイス・ハミルトン。2位にはチームメイトのニコ・ロズベルグが続いた。
全長4.361kmのジル・ビルヌーブ・サーキットは典型的なストップ&ゴー・サーキット。燃費に厳しく、トラクション性能が重要な鍵を握る。今回のタイヤ選択は、ソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトの3種類。モナコGPで優勝を逃したダニエル・リカルドを擁するレッドブル、そのモナコで今季初優勝を遂げ、昨年のカナダGPウイナーでもあるハミルトンの出足にも注目したいところだ。
気温13度、路面温度27度、澄み渡るような青空のもと、ドライコンディション下で行われた最初のセッション。序盤タイムシートのトップに立っていたウイリアムズのフェリペ・マッサだったが、開始から25分が経過した頃に、1コーナーの入口で突如コントロールを失い、そのままコースアウトしてクラッシュ。赤旗中断となってしまう。DRSのトラブルに見舞われた模様で、そのままガレージで終えている。
セッションは約10分が過ぎたあとに再開し、残り35分となったところでウルトラソフトタイヤを履くロズベルグが1分15秒746でトップタイムを記録する。しかしその直後にスーパーソフトタイヤを履くハミルトンが1分14秒980をマークしてロズベルグを上回ると、その後ハミルトンは1分14秒755と自身のタイムを更新。ロズベルグはタイヤを変えずに、1分15秒086までタイムを上げたが、14秒台には届かずに終了した。
3位には、スーパーソフトタイヤで1分15秒243を記録したセバスチャン・ベッテル、4位には、ソフトタイヤで1分15秒543を記録したマックス・フェルスタッペンが入り、チームメイトのリカルドは11位に沈んでいる。
また、カナダGPで優勝経験のあるマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ(2006年)とジェンソン・バトン(2011年)は、それぞれ10位、12位という結果に終わった。バトンは「温度リミッターがスタックする」トラブルに見舞われ、ピットへと呼び戻されている。
フリー走行2回目は、このあと日本時間の6月11日27時(現地時間14時)から行われる。
(AUTOSPORTweb)
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5/16(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
5/17(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
5/18(日) | 決勝 | 22:00〜 |


1位 | オスカー・ピアストリ | 131 |
2位 | ランド・ノリス | 115 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 99 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 93 |
5位 | シャルル・ルクレール | 53 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 246 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 141 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 105 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 94 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 37 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

