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モナコGPから捨てバイザーが投げ捨て禁止に。「ばかげた規則」と、とまどいの声
2016年5月26日
2016年モナコGPからF1ドライバーたちはヘルメットの捨てバイザーをコース上に投げ捨てることが禁止される。マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソはおかしな規則であるとの感想を示した。
これまで、走行中にコース上に放られた捨てバイザーがマシンに引っ掛かって問題を引き起こすというケースが何度か見られてきた。昨年のスペインGPではアロンソが、捨てバイザーにブレーキダクトをふさがれたことでブレーキがオーバーヒート、その結果リタイアしている。
当初この規則は開幕戦から適用される予定だったが、チームに対策を講じる時間を与えるために延期され、今週末のモナコから実施されることになった。
違反した場合のペナルティについてはまだ決定していないものの、モナコGPの週末からは、チームははがした捨てバイザーを収める場所をコクピット内に設置するなどの対策を迫られる。
バトンは、この規則が導入された理由は理解できるが、ばかげていると思うとも述べている。
■「ばかげている」とバトンはとまどい
「20年間も捨てバイザーを投げ捨ててきたのに突然それができなくなるんだ。対処するのは簡単じゃない」とバトン。
「捨てバイザーをはがす時、手は空気の流れの中にある。風で飛ばされそうになるのをなんとかコクピットまで持ってきて、どこかに収めなければならない」
「(禁止される)最初のレースのモナコでは、皆、苦労するはずだ」
この規則について感想を求められたバトンは「ふたつの見方ができる」と答えた。
「ばかげているという見方ができる。だけど一方では、フェルナンドにこの2、3年で捨てバイザーがブレーキダクトに引っ掛かるという問題が2回も起きている」
「そういうことが起こればトラブルにつながる。ブレーキの温度が異常に上がり、チームがチェックしているので安全面で問題はなくても、最終的にはリタイアしなければならない」
とまどいはあるが、1戦走ればすぐに慣れるとバトンは考えている。
「HANSデバイスのようなものだ。ドライバーたちは皆、あれを好ましく思っていなかったし、快適ではなかった。でも1戦使えば対処できるし、(不満は)忘れてしまう。今回もそうなるだろう」
アロンソは「おかしな規則」だとは思うが問題なく対処できると語った。
■捨てバイザーをはがす場所としまう場所
「この手の規則は初めてだけど、捨てバイザーをコクピットの中に置いておくことには、問題なく対処できる」とアロンソは述べている。
アロンソは冗談で「いろいろな方法があるから、明日見てみよう。いくつか試して(捨てバイザーをしまう)いい場所を見つけるよ。ちょっと言えない場所もある。“R18”に当たるからね」と言った後、実際は、低速で走行するピットレーンで行うのが一番楽だろうという考えを示した。
「まじめな話、ピットレーンでやらなきゃいけないだろうね」
「ピットストップをする時、10秒ぐらい60km/hで走るから、その時が一番のチャンスだろう」
F1iに対してアロンソは、ペナルティはまだ決定していないと明かした。
「まだ決まっていないんだ。どういうペナルティが科されるのか、FIAに問い合わせている。これから協議されることになるだろう」
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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