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ホンダF1の“大改造計画”をバトンが認める。トップチームをターゲットに

2016年5月9日

 マクラーレンのジェンソン・バトンが、今年ホンダのパワーユニットは大きく向上したものの、トップチームに近づくには来年“大改造”を行う必要があると語った。


 2015年、パワーユニットをメルセデスからホンダにスイッチしたマクラーレンは、“サイズゼロ”というリヤを非常にタイトにする、アグレッシブなコンセプトを選んだ。新パワーユニットの規則の下でF1に新たに参入したホンダが多数の信頼性のトラブルに見舞われた理由のひとつは、このコンセプトへの対応が非常に難しかったことだと考えられている。


 今年もこのコンセプトを維持しているマクラーレン・ホンダだが、ホンダは来季に向けてレイアウトを見直すとドイツのAuto Motor und Sportは4月末に報じた。
「長期的にはエンジンコンセプトを変更する。ホンダはコンプレッサーをVの中に収める配置は誤りであると理解した。スペースは節約できるものの、コンパクトさが空力面でもたらすメリット以上に、効率とパワー面での損失が大きい」
「残念なのはその新しいエンジンは2017年までは投入できないということだ」


 バトンはこの報道を肯定するような発言を行った。


「エンジンに関して言うと、必要なパワーを引き出すことが難しい。そう言っているのは僕ではなく、ホンダ自身だ」とバトンが述べたとCrash.netが伝えた。


「だから来年に向けて大改造を行う(プランがある)。今年エンジンは大きく向上したけれど、(大改造なしには)トップチームに近づくのは難しいと思う」


■ターゲットはもはや中団でなくトップチーム


「マシン自体は優れていると思う。どれぐらい優れているかというのは分からないけど。デプロイメントはいい状況だが、パワーユニットにはまだやるべきことは多いし、それはマシンに関しても同じだ」とバトン。


「いくつか弱点はあるが、去年と比べるととても強力になった部分もある。たとえばブレーキングはとてもいい。でもライバルたちと比較してとても弱い部分もある。そういうところは改善していく必要がある。中団チームとではなくトップチームとの比較だ」


「中団チームと比べると、マシンの感触に関しては僕らの方がいいと思う。でも僕らはフェラーリやメルセデスを比較対象にしたい。すべてをうまく機能させる必要があるし、それを可能にするために努力している」


「今かなりプッシュしている。本当に戦えるようになり、戦いを楽しめるようになるには、もう少し改善する必要がある。でもあと数戦のうちにそれが実現できることを期待している」


 マクラーレンはスペインGPに大規模なアップグレードを投入すると述べている。



(AUTOSPORTweb)


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