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GP topic:ホンダの次回トークン投入はスペインか、カナダか、オーストリアか
2016年5月3日
2016年シーズン開幕後、ルノーが第2戦バーレーンGPで、ロシアGPでフェラーリとメルセデスがトークンを使用した改良型パワーユニットを投入したことが判明した。そこで気になるのは開幕以降、唯一トークンをつかわずに4戦を消化したホンダの動向だ。
ロシアGPでFIAが明らかにした、各パワーユニット・マニュファクチャラーのトークン使用数と残りトークンは次のとおりだ。
フェラーリ:26トークン(残り6トークン)
メルセデス:21トークン(残り11トークン)
ホンダ:18トークン(残り14トークン)
ルノー:8トークン(残り24トークン)
マクラーレン・ホンダはロシアGPで今季初のダブル入賞を果たしたが、メルセデス・ワークスやフェラーリからは大きく引き離され、周回遅れでの6位と10位。この結果に長谷川祐介ホンダ総責任者は「メルセデスとフェラーリが実際どれくらいの燃費をセーブしながら走っていたのかわかりませんが、我々が燃費をセーブする必要がなければ、あそこまで離されることはなかった」と語り、パワーユニットのパフォーマンスをさらに上げなければ、ライバルに追いつけないことを痛感していた。
ただし、同時に「当然、開発はやっているので(トークンを使用した改良型パワーユニットを)入れようと思えば、入れられないことはありませんが、現時点でそれだけのものが、まだできていません。トークンを使用しても、何も変わっていないのでは意味がありませんから、中途半端にトークンを使いたくない」と、トークンの使用には慎重な構えを見せている。
またトークンを使用するには、タイミングを考える必要がある。ルノーやメルセデスのようにパワーユニットを新しくしなくてもトークンを使用できるパーツをアップデートするのであれば、すぐに投入できるが、エンジン本体やターボチャージャーなど年間5基の制限がある主要6コンポーネントにトークンを使用する場合は、それらのコンポーネントを新しくするタイミングに合わせたほうが効率が良い。
つまり、それまで使用してきたパワーユニットを使い切って、次のパワーユニットに交換するタイミングが理想的なのだ。フェルナンド・アロンソの2基目は第2戦バーレーンGPから使用しているので、第5戦スペインGPまでは使い続けたい。その次のモナコGPは最もパワーユニットに負荷がかからないグランプリなので、モナコGPが終了したあとにトークンを使用するのが効果的と考えられる。ロシアGP後に、長谷川総責任者は次のように語っていた。
「現時点では何も決まっていませんが、次のバルセロナ(スペインGP)は、どちらかというとテクニカルなサーキットで、その次のモナコは市街地サーキットですから(アップデートした改良型パワーユニットが)なくても戦えるかなと考えています」
しかし「スペインGPにトークンを投入するのではないか」という説もある。さまざまな情報を総合すると、最も可能性が高いのはカナダGPで、次がカナダGPとヨーロッパGPの連戦明けのオーストリアGP。ただし、スペインGPで細かなアップデートをしてくる可能性も考えられる。いずれにしてもロシアGPでのダブル入賞で、ホンダのHRDさくらの動向が、これまで以上に注目されていることは間違いない。
(Text : Masahiro Owari)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |