最新記事
【F速プレミアム】Q&A:経験の浅いドライバーがF1マシンを乗りこなせる理由
2016.04.26
かつてジョーダンなどのF1チームでテクニカルディレクターを務めていたゲイリー・アンダーソンが、読者からの質問に答える人気シリーズ。今回は気になるホンダの実力、かつてマクラーレンが低迷した理由、キミ・ライコネンが復調した原因など、あらゆる質問が寄せられている。

申し訳ないが、私はホンダがそれほど早くメルセデスと対等に戦えるようになるとは思わない。ホンダはプロジェクトの責任者を交代させているので、何が必要とされていて、それをどう実行するかを新しい責任者が把握するまでには、もう少し時間がかかるだろう。
パワーユニットの性能をライバルと同等にすることとはまた別の話として、ホンダは各サーキットごとにPUを最適化する方法を学ぶ必要がある。その点でメルセデス(ここではPUの製造者ではなくチームとして)は、マクラーレンを含めた他のどのチームよりもずっと進んでいる。
また、ホンダは開発の進め方に「揺れ」があるように思える。彼らはあるレースで完走すると、すぐにパフォーマンスの向上に専念し始める。そして、またトラブルに見舞われると、今度は信頼性の確保が至上命令になる。トップレベルに到達するには、その両方を並行して進められるだけの規模を持った組織と、それを支える資金力が必要だ。

Q:ホンダ・エンジンは今年中にメルセデスに対抗できるようになると思いますか?

XPB Images
申し訳ないが、私はホンダがそれほど早くメルセデスと対等に戦えるようになるとは思わない。ホンダはプロジェクトの責任者を交代させているので、何が必要とされていて、それをどう実行するかを新しい責任者が把握するまでには、もう少し時間がかかるだろう。
パワーユニットの性能をライバルと同等にすることとはまた別の話として、ホンダは各サーキットごとにPUを最適化する方法を学ぶ必要がある。その点でメルセデス(ここではPUの製造者ではなくチームとして)は、マクラーレンを含めた他のどのチームよりもずっと進んでいる。
また、ホンダは開発の進め方に「揺れ」があるように思える。彼らはあるレースで完走すると、すぐにパフォーマンスの向上に専念し始める。そして、またトラブルに見舞われると、今度は信頼性の確保が至上命令になる。トップレベルに到達するには、その両方を並行して進められるだけの規模を持った組織と、それを支える資金力が必要だ。
Q:あなたはテディ・メイヤー時代末期のマクラーレンで仕事したことがありますね。1978年から80年ごろのマクラーレンは、どうしてあれほど低迷したのでしょうか?

autosport.com
関連ニュース
スパイからの手紙/いまのうちに契約延長したいロズ...
スパイからの手紙/話題のパナマ文書とF1業界のつな...
スパイからの手紙/ベッテルが文字にできない言葉を……
スパイからの手紙/新予選方式、続行の“戦犯”は誰だ?
ライコネン観察日記・第2回「奇妙な経験だったけど...
スパイからの手紙/フォース・インディア売り出しの...
動画:2015年 オーバーテイクTOP10
スパイからの手紙/ウイリアムズ謎のドライバー選び
Q&A:ついに免許を取得したフェルスタッペン、今の...
スパイからの手紙/ルノー2017年ドライバーが内定?
ディテールが高度に進化、今季の気になるF1パーツ
スパイからの手紙/チャンピオン、遊びすぎですよ
スパイからの手紙/金さえあれば、いいってもんじゃ...
Q&A:もはや許容できないギリギリの設計とは?
スパイからの手紙/2018年にBMWがF1復帰の噂
4/11(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
4/12(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
4/13(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


※バーレーンGP終了時点
1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

※バーレーンGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

