F速

  • 会員登録
  • ログイン

1基失ったベッテル「パニックになる必要はない」

2016年4月15日

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、バーレーンGPでエンジントラブルが発生、その結果、中国GPでエンジンを交換しなければならなくなった。しかしフェラーリにはメルセデスと戦えるポテンシャルがあることは確かであり、心配はしていないと語った。


 バーレーン決勝で、ベッテルは3番グリッドにつけたが、フォーメイションラップの途中でマシンが白煙を吐き、コース脇でストップ、レースをスタートすることができずに終わった。


 その後、フェラーリは「本来起こる可能性が極めて低いいくつかの状況の組み合わせ」によってバルブが破損したことを明らかにした。このトラブルの結果、チームは中国GPでベッテルのICE(エンジン)を交換、2基目を投入することを決めた。


「どんなミスも起こる可能性はある。起こった場合はそれに対処しなければならない」とベッテルは中国GP直前の木曜に語った。
「大きな問題だとは思っていない。何も変わらない。確かに新しいエンジンを積む。でもシーズンは長く、まだたくさんのレースがある」


 21戦が行われる今年はドライバーひとりあたりパワーユニットを5基使用でき、パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのいずれかが6基目以降に入った場合はグリッドペナルティが科される。19戦だった昨年はペナルティなしに使えるパワーユニットは4基だった。


 ベッテルは、今年は昨年より1基余計に使用できるため、第2戦で1基失ったことのダメージは致命的ではないと語った。中国GP以降の19戦で4基というのは昨シーズンと全く同じ状況だからだ。


「今年は去年より2戦増えて、その結果エンジンを1基余計に使える。つまり今の僕らは去年と同じ状況なんだ。だからといって今の段階でエンジンを交換すべきだとは言えないけれど」とベッテルは述べている。


 オーストラリアGPではチームメイトのキミ・ライコネンがターボのトラブルでリタイアした。しかしベッテルは深刻には考えていないという。


「理想的なシーズンスタートではない。それは明らかだ。キミはオーストラリアでトラブルに見舞われ、バーレーンでは(僕に)エンジントラブルが起きた。パフォーマンスもまだ目指す状態には至っていない」


「いくつかネガティブな点があるのは確かだ。でも今シーズンに関し、あるいは今後数戦に関して動揺したり不安になったりするような要素は何もない。僕らのチームは強力だということを知っているからね」


「もっともっと改善できることは分かっている。だから自信を感じているし、ポテンシャルがあると強く信じられる」
「すべての要素をひとつにうまくまとめられればうまくいく。近いうちにそれができると思っている」
「今年はメルセデスと本格的に戦える状況になるはずだ」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

6/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号