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アロンソ、復帰の可能性は「予測できない」。バンドーンが待機

2016年4月13日

 マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、今週末の中国GPでレースに復帰できるかどうかは全く分からないと語った。オーストラリアGPで負傷し、バーレーンでドクターストップを受けたアロンソは、FIAのチェックにパスしなければグランプリに出場することができない。


 大クラッシュによって肋骨を骨折、気胸の症状が出たアロンソは、FIAのメディカルチェックにパスすることができず、バーレーンGPを欠場した。中国GPに関しても同様に現地でFIAの医師団から出場許可を得る必要がある。


 アロンソは、FIAから出場許可が下りるかどうかは全く予想できないが、通常どおり準備を進めていくと語った。


「バーレーンでレースに出場できないと言われた時、がっかりした。でもFIAメディカルチームの決断を全面的に尊重した」


「(中国GPの)金曜にコクピットに復帰できることを願っている。しかしいつの場合もそうだが、医師団から出場の許可が下りるまでは何事も確実であるとみなすことはできない。それでもレースウイークエンドに向けて通常どおり準備を続けていく」


「バーレーンでストフェル(・バンドーン)は素晴らしい仕事をした。ジェンソン(・バトン)には信頼性の問題が発生したけれど、2台とも週末を通してとてもいいパフォーマンスを発揮していたので心強かった」


「僕は前回の週末の展開をいつもと違う視点から見ていた。それは興味深いことだったし、マシンをいい状態に持っていくために必要な流れをすべて理解し、様々なプロセスについて学ぶのに役立った。そうはいってもレースに出場する方がいいけどね!」


 マクラーレン・ホンダは、バーレーンでアロンソの代役を務めたリザーブドライバーのバンドーンは、中国GP前にシミュレーターに乗り、アロンソに再びドクターストップがかかった場合に備えて現地で待機することを明らかにした。


「(バーレーンGP木曜に)FIAメディカルチームがフェルナンドはレースに出場できないという結論を出したものの、チームは見事に態勢を整えたし、ストフェルは素晴らしい仕事をして、デビュー戦において彼自身、そしてチームにとって今季初ポイントを持ち帰った」とレーシングディレクターのエリック・ブーリエ。


「木曜にフェルナンドは所定の手続きに従ってFIA医師団と会うことになるので、それまでストフェルは待機し、我々は通常どおり準備作業を行っていく。フェルナンドは自宅で回復に努め、普段どおりトレーニングを行ってきた。我々も彼自身も、彼がレースに復帰することを願っている」
「(FIAが下す)結論がいかなるものであろうと、我々はそれを受け入れ、それに従ってプランを立てるつもりだ」


 アロンソはすでに上海入りし、出場のための準備を進めている。



(AUTOSPORTweb)


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