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GPDA会長のブルツ、声明文に対するエクレストンの返答に反論

2016年4月1日

 グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)は、権力者らが耳を貸すのであれば、F1における問題を解決するための提案をする準備があるという。


 F1ドライバーによるこの組織は先週、F1の運営と方向性を批判する内容の文書を出したが、バーニー・エクレストンは、「何が悪いのかを指摘するのではなく、よく考えた上での意見を持ってくるべき」だとの考えを示した。ドライバー側が何の提案もしなかった理由を聞かれると、GPDA会長のアレックス・ブルツは以下のように回答した。


「この競技と関連するビジネスが危機に晒されていることを権力者が認識しない限り、素晴らしい提案があったとしても、行き詰った状況では進展しないだろうと懸念している。見直しと立て直しをするべきなのは、上層部やオーナーたちなのだ。当然ながら相談があれば、GPDAとしてはF1を第一に考えて、純粋な意図のもとに再構築のプロセスに協力する」 


 ブルツはさらに、ドライバーが声明を発表した裏には政治的な意図があったとの憶測を否定している。
「ドライバーの行動は非常に重要なもので、この危機からF1を救い出すべきだと単純に上層部を促すものだ。それは我々の仕事ではないし、GPDAの行動に隠された意図などない。ただF1には、すべての面においてエリート的かつ格好良くあってほしいだけだ」


 エクレストンは、GPDAの声明文に書かれていた「全員が誠意を持って行動する」の部分は「全員が自分たちなりの誠意を持って行動する」であり、「誤植」があったのではないかと疑問を投げかけている。GPDAの書面に対して最高権威者であるエクレストン自身が正式な形で返答をしたことにより、ドライバーが取り組みを望んでいる問題点が強調されたとブルツは考えている。


「ドライバーたちが『自分たちなりの』考えに基づいて行動されることが許され、そのことによってF1が危機に陥るのだとしたら、まさにそれこそがGPDAが声明のなかで指摘した問題点だ。人間が作り出した事態なのだから、上層部が解決できることを望む。(でなければ)その考え方はあまりに残念だ」 


「バーニーとジャン(トッド/FIA会長)はドライバーからの手紙には、常に礼儀正しく答えてくれる。先週バーニーからもらった返事は受け止め、他のF1関連の出資者やオーナーたちからも返事がもらえないか待ってみるよ」



(Translation : Akane Kofuji)




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