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羽下チーフデザイナーが語る「新車の手ごたえ」フォース・インディア編
2016年3月15日
F1シーズン開幕前、最後のテストを終えた数チームの関係者に、2016年ニューマシンの手ごたえを聞いた。フォース・インディアVJM09を手がけた、羽下晃生チーフデザイナーが語る。
──今年の新車VJM09では、どの領域を担当されたのでしょうか。
チーフデザイナーです。フォース・インディアにはふたりのチーフデザイナーがいて、1年ごとに交代で新車をデザインしています。今年は私で、昨年はイアン・ホールがVJM08の担当でした。
──昨年フォース・インディアは、シーズン途中からBスペックを投入しましたが、それもホールさんが担当したのでしょうか。
みなさんはBスペックと呼んでいますが、実はフォース・インディア内では、あれはVJM08のままで「Bスペック」と呼ぶ人はいません。したがって、VJM08を担当したイアンの進化型マシンです。
──VJM09を設計するにあたって、気をつけた部分はなんですか。
昨年から、ほとんどテクニカルレギュレーションが変わらないということと、来年大きくレギュレーションが変わるということ。つまり、いまのレギュレーションの開発を突っ込んでやっても、それを来年の新車には、あまり使えないということです」
──とはいえ、昨年の通称Bスペックと今年のVJM09は同じではありません。どの部分に改良を加えてきたのでしょうか。
パワーユニットのクーリング関連に変更があったので、そのエリアのボディワーク。それとフロントウイング、そしてサスペンションにも手を加えました。
──それらの狙いは?
もちろん、ダウンフォースです。より(ダウンフォースを)出す方向ですね。
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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