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新車分析/トロロッソSTR11:インダクションポッドの開口部が3分割に進化
2016年2月25日
技術ウォッチャーの世良耕太氏が、バルセロナ合同テストに暫定カラーで登場したトロロッソの新車をチェック。気になるポイントに絞って解説する。
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インダクションポッドが大きくなるのと引き替えにコンパクトなサイドポンツーンを手に入れる手法は2015年のトロロッソSTR10が先鞭を付け、2016年のメルセデスAMG W07ハイブリッドが追随した格好。本家トロロッソは2016年のSTR11でビッグインダクションポッドを進化させてきた。
(c)RedBull
(c)XPB Images
STR10は大開口のインダクションポッドでは足りず、後方左右にもダクトを設け、クーリングエアをサバイバルセル背後の熱交換器に導いていた。ところが、STR11は大開口のインダクションポッドに機能を集約。
2分割だった開口部を3分割にしている。中央部のセグメントがエンジンの吸気用だろう。メルセデスW07の場合は流路を仕切るピラーがロールフープを兼ねている(転倒した際に荷重を受け止める)ようにも見えるが、STR11はどうだろうか。
(c)RedBull
別アングルも含めてじっくり確認したいのがリヤサスペンションだ。セオリーで言えば、アップライトを基点にV字の又を大きく開いてボディ側に取り付けたいところで、アッパーウィッシュボーンは確かにそうなっている。
だが、STR11のロワーウィッシュボーンはカニの爪のように間隔が狭く、アップライトからストレートにボディ側に伸びている。V字の一方をフロント側に伸ばすと、サイドポンツーン側面に沿ってやってくる空気の流れを邪魔することになる。それを嫌ったレイアウトだろうか。それにしても、大胆な設計である。
(世良耕太/Text : Kota Sera)
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