2月19日にウイリアムズは新車FW38のスタジオショットを公開。あわせてドライバーふたりもニューマシンへの期待を語っている。
バルテリ・ボッタスは「毎年この時期は興味深く、エキサイティングだ。新車が完成すると、早くコースで走らせて、どんなフィーリングなのか、どのくらい速いのかを確かめたいという気持ちが高まってくる」とコメント。
「チームは冬の間に良い仕事をしてきたし、僕の印象では、クルマは正しい方向へ進化していると思う。来週からのテストで、昨年の最終戦以降パフォーマンスがどのくらい向上したかを確かめることができる。FW38はすべての面で良くなっているはずだから、あとはそれをコース上で確認するだけだ」と、ニューマシンへの期待を語っている。
ボッタスにとって、もちろん目標は自身のF1初勝利だ。
「チームとして、レースで勝てるようになる必要がある。そのために、ずっと努力を続けてきた。チームがあらゆる面で進歩したのは間違いないと思うので、今年は昨年より上の成績を目指して戦う。このクルマを作り上げるためにハードワークを続けてくれたファクトリーのみんなに感謝したい」
ボッタスとのコンビで、ウイリアムズ3年目のシーズンに臨むフェリペ・マッサは「2年連続でコンストラクターズ選手権3位を確保したことは素晴らしい成果で、大きな期待を抱かせてくれるものでもある。新しいシーズンに向けて、その勢いに乗って、さらに前進したいという気持ちに胸を躍らせている」と語り、「チームは新車のためにファクトリーで大変なハードワークを続け、改善の必要があるのは、どの部分かを理解することに多くの時間を費やした」と、2015年の弱点が克服されていることを示唆。
「僕はウイリアムズというチームに絶大な信頼を置いているし、FW38のステアリングを握ってパフォーマンスを確かめるのを楽しみにしている。またバルテリとチームメイトになるのも、うれしいことだ。彼は素晴らしい才能を持ったドライバーであり、チームに多くのものをもたらしてくれる」