F速

  • 会員登録
  • ログイン

メルセデスは3本。各チームの新排気システムに注目

2016年2月17日

 F1のエンジン音を改善するため、2016年に向けてエキゾーストシステムの規則が変更された。これに伴い、各チームは排気口の数をふたつにするか3つにするか、それぞれ選択することができる。

 2014年に導入された1.6リッターV6ターボパワーユニットはサウンドの面で魅力がないとの指摘がなされてきた。これを受けてFIAは、エンジン音の改善を狙い、エキゾーストデザインを変更することを決めた。2016年のマシンにはタービンとウェイストゲートそれぞれのエキゾーストパイプを設けなければならないとの規則が定められた。

 2016年F1テクニカルレギュレーション5.8.2条には次のように記されている。

「エンジンの排気システムは、ひとつのタービンテールパイプ出口とひとつかふたつのウェイストゲートテールパイプ出口を備えていなければならない。これらはすべて後方に向けられ、すべての排気ガスはそこを通過しなければならない」
「タービンからの排気ガスはすべてタービンテールパイプのみを通らなければならず、ウェイストゲートの排気ガスはすべて(1本か2本の)ウェイストゲートテールパイプのみを通らなければならない。テールパイプを他のテールパイプの内側に収めることはできない」

 メルセデスは15日、新車W07のエンジン音を披露、その動画にはエキゾーストシステムも写っており、ここからメインの排気管プラス2本のウェイストゲートのパイプを備えたものであることが分かる。

 ウェイストゲートの排気口をひとつにするのかふたつにするのかは、各チームが決めることができる。
 メルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインズのマネジングディレクター、アンディ・コーウェルはF1iに対し、カスタマーチームもそれぞれがパイプの数を選択するとして、各チームの選択がどうなるのか興味深いと述べている。
 現時点で他のチームがどういうデザインを採用したかは明らかになっていない。


レース

5/30(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
5/31(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/1(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ186
2位ランド・ノリス176
3位マックス・フェルスタッペン137
4位ジョージ・ラッセル111
5位シャルル・ルクレール94
6位ルイス・ハミルトン71
7位アンドレア・キミ・アントネッリ48
8位アレクサンダー・アルボン42
9位アイザック・ハジャー21
10位エステバン・オコン20

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム362
2位スクーデリア・フェラーリHP165
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム159
4位オラクル・レッドブル・レーシング144
5位ウイリアムズ・レーシング54
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム28
7位マネーグラム・ハースF1チーム26
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー16
9位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム16
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第9戦スペインGP 6/1
第10戦カナダGP 6/15
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号