フェラーリは、F1の新車発表に参加する権利をファンに提供するとして、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)連動のスペシャルキャンペーンをスタートさせた。
先日、スクーデリアはチームのSNSに『#ReadySetRed』というハッシュタグを投稿し、リンク先の特設サイトでカウントダウンをスタート。「我々はスペシャルイベントに興奮している」とファンの期待も煽り、2016年型マシンの発表の可能性を示唆した。
しかし初回の合同テストまではまだ1ヶ月近くもあることから、このイベントを懐疑的に捉える向きもあり、実際その予感は的中。今回明らかになった内容は、一般のファン10名がスカイプを通して新車発表に参加できる権利をSNS連動で募るというもので、新車を期待したファンは完全に肩透かしを食らったかたちだ。
ちなみにこの権利は、専用サイトへの登録後、ツイッターやフェイスブック、インスタグラムの3つを駆使して最も多くのポイントを獲得した10名に与えられる。例えば、ツイッターではハッシュタグ『#ReadySetRed』の投稿で5ポイント、ハッシュタグに画像を加えた投稿なら最大の7ポイント、リツイートは4ポイント。フェイスブックならフェラーリチームのページにハッシュタグとコメントを書き込めば3ポイントといった具合に、投稿内容よって獲得できるポイントが異なっている。
最終的な10名は2月10日(水)に選出され、12日(金)に発表される予定となっているが、スカイプでの参加には英語が必須条件となっていることから、多くの日本のファンにとってはあまり縁のないイベントになってしまいそう。ちなみに、フェラーリの従業員とその家族、近親者は省かれる。
なお、12日以降に発表されることになったコードネーム『667』の新車は、一般のファンも視聴できる形のライブストリーミング形式で公開される。