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早くから今季に見切りをつけたウイリアムズ

2015年12月4日

 ウイリアムズのロブ・スメドレーは、チームが早い段階でFW37の開発をストップさせたことが終盤戦の低迷につながったと考えている。

 今年もフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスのコンビで戦ったウイリアムズは、イタリアGPまでの12戦中9戦で両ドライバーが揃ってポイントを獲得し、表彰台も3回獲得。これでメルセデス、フェラーリについでコンストラクターズ選手権3位の座を安泰にした。

 しかしそれを機にチームは2016年のマシン開発にシフト。そのため終盤戦では時折レッドブル勢の先行を許すなど予選、決勝でのポジションは前半戦に比べて停滞。特に最終戦アブダビではマッサが8位、ボッタスはジェンソン・バトンとのピットレーンでの接触も影響し13位でポイント獲得を逃した。

 終盤戦の戦いについてスメドレーは「我々が本来持っていた力を十分に発揮することが出来なかった」と語っている。

「コンストラクターズ3位が確定的になったあたりのかなり早い段階からFW37の開発は行っていなかった。そのため昨年と比べて終盤戦の結果は少しさえないものになってしまった。昨年は最後の最後までマシン開発に注力していたからね」

「今年3位というポジションが確定し始めた時、我々は2016年や2017年に目を向けることにした」

 しかし、スメドレーはマシン開発をストップさせていたとはいえ、アブダビGPの結果には満足しておらず、改善が必要だと述べた。

「正直、フラストレーションが溜まる1日だった。我々の予選のパフォーマンスを考えればもう少し前のポジションにいれたと思う。ただ、レースではフォース・インディア、レッドブル、フェラーリが遥かに前方でバトルしているのに我々は加われなかった。さすがに望んでいなかった結果だった」

 またボッタスも、このヤス・マリーナでの結果はチーム全体のモチベーション向上を促す良い機会だったと捉えている。

「もちろん、このような形でシーズンを終えたくなかった。ただ、これで皆が来シーズンに向けて奮起してくれるのであれば、今回の結果も良かったんじゃないかと思う。我々はまず現実を知って、マシンを含めチーム全体が冬の間にレベルアップしていく必要がある」

 昨年、今年とコンストラクターズ3位を獲得したウイリアムズ。来年はシルバーアローや跳ね馬を脅かす存在になるのか、それとも他のライバルに飲み込まれ下位に沈むのか。このシーズンオフが彼らにとって大きなターニングポイントとなりそうだ。

(Translation:Tomohiro Yoshita/オートスポーツweb )




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