F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

【決勝無線】チャンピオンによる、最後の抵抗

2015年12月2日

 2015年シーズン最終戦は、好調ニコ・ロズベルグがキャリア初の3連勝を飾り、幕を閉じた。対するルイス・ハミルトンも、負けて終わるつもりはなく、予選とスタートで後塵を拝したあとも、なんとか打開策を探り続けた。ハミルトン逆転の可能性は少なかったかもしれないが、違う展開も考えられたのか。アブダビGPのハイライトを無線から、もう一度ふりかえろう。

・・・・・・・・・・

「ストラテジスト(戦略担当エンジニア)は前を走るドライバーに最も理想的な戦略を与え、後ろのドライバーには2番目にベストな戦略を与える。それだけのことだよ」

 ブラジルGPでルイス・ハミルトンに「プランB」への変更を許さなかったメルセデスに対して、一部のファンの間では「自由に戦わせるべきだ」という声が高まっていた。極言すれば、理想の戦略はひとつしかない。前を走る者に優先権が与えられる、という原則は揺るがなかった。

 冒頭でハミルトンが突き放すように語ったのは、そういうことだった。しかしアブダビGPで自分がまたも同じような展開に直面するとは思っていなかったかもしれない。

「ルイス、このスティントを伸ばすことをトライしよう」

 33周目、ハミルトンのレースエンジニアであるピーター・ボニントンが伝えた。首位のニコ・ロズベルグが2回目のピットストップを終えた直後のことだ。

 スーパーソフトタイヤの第1スティントは、クリーンエアで走るロズベルグに分があった。しかしソフトに履き替えた第2スティントはハミルトンのほうが速く、タイヤをいたわる余力もあったのだ。

「もう1台(ロズベルグ)のタイヤは?」
「いまソフトを履いている」





レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/30(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号