最新記事
- 「ハミルトンに腹が立って幅寄せした」ストロ...
- 【F1第10戦予選の要点】アップデートの無いア...
- マクラーレンF1がモーターホーム火災の最新情...
- 【正式結果】2024年F1第10戦スペインGP 予選
- ランド・ノリスが0.02秒差で自身2度目のPP獲...
- F1 Topic:マクラーレンのモーターホームで火...
- 【タイム結果】2024年F1第10戦スペインGPフリ...
- ファンイベントを欠席したストロールを召喚。...
- レッドブル&HRC密着:前戦投入の新PUにダメ...
- 【角田裕毅F1第10戦展望】後れを取った初日。...
- 【タイム結果】2024年F1第10戦スペインGPフリ...
- F1スペインGP FP2:初日トップはハミルトン、...
【今宮純のアフターザレース】不規則な雨水にバトンも不満。鈴鹿と比べるソチの排水設備
2015年10月15日
こちらのコラムはF1速報サイトでしか読めない、完全オリジナルコラムです。
xpb
異例な事態で始まった第2回ロシアGP。コース上のオイル処理清掃作業に30分かかり、金曜FP1は正味60分に短縮された。午後には黒海から雨雲が流れ込みウェットコンディションに一変。8台がフライングラップを刻んだが6台は確認走行だけでノータイム、あとの6台はコースに現れなかった。
天候が好転する予報があればたしかに走る意味はあまりない。2年前、イギリスGPのFP1も似たような状況で11台しかタイムを出さないまま終えた。じっと待つシルバーストーンの観客はがまん強かった。
がまん強さでは鈴鹿のファンも負けてはいない。前戦日本GPも金曜FP1は雨、12台しかタイムを記録しないセッションを見つめた。FP2も雨、それでも19台が真剣に走り込み、観客にウェット・ドライビングを披露。ファンサービスではなく、濡れた路面状況でも排水設備が整っている鈴鹿だから、ウェット・セッティングを試みるいい機会だった(一部のチームは雨が多いブラジルGPを意識して走り込みを行ったと言う)。
濡れたソチ・オートドロームは今回が初めて。ドライ路面でのグリップも他と異なる傾向があるここの舗装だが、あらためて雨天の排水対策が完備していないのではないかと思えた。コース幅は13〜15mで広いが平坦な部分が多く、小雨でも雨水が溜まりやすい。いわゆるかまぼこ形状のコース幅なら雨水はどちらかに流れる。逆バンク形状だとコーナー外側方向に流れができて川のようになるが、それは事前の下見やチェック走行である程度予想できる。
ソチの場合、セクター1はドライの5秒落ちで遅く、左3コーナー前後が平坦な形状なので雨水がコース上に残る傾向があった。セクター2はスタンドも無く海風が吹き抜けやすいから水溜りも少なく、ここはドライの3秒落ち。しかしやっかいなのがセクター3、直角ターンの連続するここには川状の区間ができ、平坦な部分では雨水がたまってドライの7秒落ちに(!)。
![](https://ad8.motorsports.ch/iconv/msc/is/news/201510/93342.jpg?sw=640)
異例な事態で始まった第2回ロシアGP。コース上のオイル処理清掃作業に30分かかり、金曜FP1は正味60分に短縮された。午後には黒海から雨雲が流れ込みウェットコンディションに一変。8台がフライングラップを刻んだが6台は確認走行だけでノータイム、あとの6台はコースに現れなかった。
天候が好転する予報があればたしかに走る意味はあまりない。2年前、イギリスGPのFP1も似たような状況で11台しかタイムを出さないまま終えた。じっと待つシルバーストーンの観客はがまん強かった。
がまん強さでは鈴鹿のファンも負けてはいない。前戦日本GPも金曜FP1は雨、12台しかタイムを記録しないセッションを見つめた。FP2も雨、それでも19台が真剣に走り込み、観客にウェット・ドライビングを披露。ファンサービスではなく、濡れた路面状況でも排水設備が整っている鈴鹿だから、ウェット・セッティングを試みるいい機会だった(一部のチームは雨が多いブラジルGPを意識して走り込みを行ったと言う)。
濡れたソチ・オートドロームは今回が初めて。ドライ路面でのグリップも他と異なる傾向があるここの舗装だが、あらためて雨天の排水対策が完備していないのではないかと思えた。コース幅は13〜15mで広いが平坦な部分が多く、小雨でも雨水が溜まりやすい。いわゆるかまぼこ形状のコース幅なら雨水はどちらかに流れる。逆バンク形状だとコーナー外側方向に流れができて川のようになるが、それは事前の下見やチェック走行である程度予想できる。
ソチの場合、セクター1はドライの5秒落ちで遅く、左3コーナー前後が平坦な形状なので雨水がコース上に残る傾向があった。セクター2はスタンドも無く海風が吹き抜けやすいから水溜りも少なく、ここはドライの3秒落ち。しかしやっかいなのがセクター3、直角ターンの連続するここには川状の区間ができ、平坦な部分では雨水がたまってドライの7秒落ちに(!)。
…記事の続きは会員登録後閲覧できます。
※こちらの記事は一般&プレミアム会員専用のコンテンツとなります。
一般+プレミアム会員一括登録
※会員登録後、本文記事が表示されない場合、ページの更新をお試しください。
一般+プレミアム会員一括登録
※会員登録後、本文記事が表示されない場合、ページの更新をお試しください。
関連ニュース
6/21(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
6/22(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/23(日) | 決勝 | 22:00〜 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](https://ad8.f1sokuho.net/iconv/fsoku/is/img/banner/f1sokuho_teiki_1912.jpg)
※カナダGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 194 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 131 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 81 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 69 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 55 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
※カナダGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 301 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 212 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 124 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 5 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](img/common/cont_right/link_button.png)