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金髪ハミルトンとライコネンの異変!? @イタリア現地情報

2015年9月5日

今週は真っ赤に燃えるモンツァです。おなじみムッシュ柴田氏のパドック通信、いってみましょう。

○○○○○

イタリアといえば、言うまでもなくフェラーリ。金曜日の朝早く、メディアセンターからフェラーリのガレージを見下ろすと……



メカニックたちが勢ぞろいして、奇妙な体操の真っ最中でした。ラジオ体操のような、ストレッチのような……ちなみに、音楽はかかってません。

このあと彼らは、猛然とピット作業の訓練に突入しました。



他のチームも、同様です。



変な体操に見えても、こうやってピット練習の前に、きっちり身体をほぐしとかないとケガを負いかねませんからね。ウイリアムズは、スパでの「タイヤ間違え事件」と直接関係はないと思いますが、ことさら練習に気合いが入ってました。

ちなみに、このピット訓練が始まるのは金曜日の午前7時過ぎ。僕らが7時10分ほど前にサーキットに到着すると



メカニック、エンジニアたちがズラリと並んで、開門を待っていました。いわゆる作業禁止の門限が午前7時に解除されるからなんですね。前夜も午前1時まで働いていたスタッフが多く、みんな眠そう。特にホンダのメカニックさんは、ガレージで立ったまま居眠りしてる人もいました(涙)。

あとで現場責任者の中村エンジニアに伺ったところ、ホンダのメカニックは3人しかいないと。たった3人で、木曜日の夜に6基ものパワーユニットの搭載準備をしたそうな。通常は、1基交換するだけでも2時間を要します。聞いているだけで、気が遠くなりました。


ピット練習の現場には、久しぶりにフォース・インディアのチーフデザイナー、羽下エンジニアも来ていて、コーヒーを飲みながら熱心にメモを取ってました。



「Bスペックになって、ずいぶん速くなったじゃないですか」と、声をかけたら「いや〜、とにかくお金がなくて」と。財政難を知恵で切り抜ける手法には、いつもながら脱帽です。

パドックに戻ると、ちょうどルイス・ハミルトンが出勤してきたところでした。この日は、いつも以上にカメラの放列を避けようという雰囲気がミエミエ。ず〜っと下を向いたまま、足早に通り過ぎていきました。



でも、今回ルイスは金髪に変身したと聞いていたので、しつこく追いかけることに。



おお〜、確かに金髪だ!って、別にそれだけのことなんですが。

この日は、もうひとりの世界チャンピオン、キミ・ライコネンに驚かされました。



夕方パドックから出て出口を見ると、キミがサーキットを出るところでした。ファンたちが「キミ〜」と叫んでるのを無視して、さっさとフェラーリに乗り込もうとするライコネン。相変わらずだな〜と見ていると



なんと、一度乗ったクルマから降りて、サインを始めたのです。



それも左から右まで、ひとりひとり丁寧に。いや〜、驚きました。延長したフェラーリとの契約書に「ファンには必ずサインすべし」という条項でもあったのかと思うくらい。変われば、変わるものです。


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