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GP直送:タイヤ内圧変更で、ピレリの対応に疑問

2015年9月4日

 9月3日、ピレリはベルギーGPで発生したタイヤバーストに関する調査報告を発表した。それによれば「おもな原因はデブリ(破片)で、週末を通して使用されたタイヤを調査した結果、合計63のカットが発見された」という。

 セバスチャン・ベッテルのバーストについて、ピレリは当初「1ストップ戦略による摩耗が原因ではないか」と語っていたが、バーストしたタイヤを調べた結果、ベッテルのタイヤのトレッドには、まだ30%の厚さが残されていたため、原因はベルギーGP金曜日に発生したニコ・ロズベルグのバースト同様、外的要因、つまりデブリによるカットという説が有力となった。ピレリの発表を受けて、FIAも以下のような声明を出した。

・レース中にカットされたすべてのタイヤを検査した結果、それらのタイヤにデラミネーション(剥離)の兆候は見られなかった。

・レースで使用されたタイヤを、レース後にテスト装置で走らせ、レースと同様の負荷をかけたが、デラミネーションの兆候は見られなかった。

・ピレリのエンジニアから、ベルギーGPでは異常なほど多くのカットがあったという報告を受けた。そのうち1件は内部のベルトにまで達し、ロズベルグのタイヤバーストを引き起こした。

・カットが発見されたタイヤの中から、いくつかのタイヤをさらにくわしく調べた結果、他にも1件、ベルトまで達しているカットが発見されたが、そのタイヤはバーストには及ばなかった。

・バーストしたベッテルのリヤタイヤには30%のトレッド厚が残されていたが、その状態では小さなデブリであってもダメージを受けやすかった。



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