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「スリリングなF1のドラマが展開、ファンを魅了」

2015年7月27日

2015ハンガリーグランプリ決勝

ベッテル、2ストップ戦略でアクション満載の決勝を制し、フェラーリに勝利をもたらす
ピレリが冠スポンサーのハンガリーグランプリは、セーフティーカー導入で複雑化
スリリングなレースで多彩な戦略が展開
レッドブル、両ドライバーが表彰台を獲得し、予選までの好調なペースを確証

2015年7月26日、ブダペスト
フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、今シーズン2勝目を挙げました。決勝は、事故、ペナルティー、そして、レース終盤にマシン間の差を無くし戦略へ新たな要素を加えることとなった長いセーフティーカー導入周回などによってスリリングな展開となりました。

ベッテルは、グリッド2列目からの素晴らしいスタートによって、第1コーナーでトップに立ち、優勝への礎を築きました。しかし、メインストレート上のデブリからマシンを保護するために登場したセーフティーカーによってマシン間の差が無くなり、トップを維持する厳しい戦いを強いられました。ピットレーンを何度も通過するセーフティーカー導入周回中、タイヤ交換を行うドライバーも見られました。

このセーフティーカー導入周回が、戦略に混乱を生じさせました。しかし、ライバルたちとの差が縮まった中、ベッテルは一時的にチームメイトのキミ・ライコネンにトップを譲ったものの、70周全般に渡るフェラーリの完璧な戦略によって、トップを奪い返してフィニッシュしました。ベッテルは、我々の戦略予測通り、ソフトでスタート後、第2スティントをソフトで、最終スティントをミディアムで走行しました。

メルセデスのニコ・ロズベルグは、第1スティントのみにソフトタイヤを使用する戦略を採用しましたが、レッドブルのダニエル・リカルドとの接触にともなうパンクによって、ほぼ手中にしていた2位の座を失いました。

リカルドは3位でフィニッシュし、チームメイトのダニール・クビアトは、10秒加算ペナルティーを受けたにも関わらず、キャリアベストとなる2位を獲得しました。ハンガリーでのフリー走行や予選で見られたレッドブルのペースが、あらためて示されました。トロ・ロッソのマックス・フェルスタッペンは、キャリアベストとなる4位を獲得しました。

パストール・マルドナード以外の全ドライバーが、ソフトタイヤを装着してスタートしました。路面温度38°Cの比較的涼しいスタート時のコンディションから徐々に路面温度が上昇した中、広範囲に渡る戦略が展開されました。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「久々の展開で優勝を飾ったセバスチャン・ベッテルと、キャリア初のF1表彰台を獲得したダニール・クビアトを祝福したいと思います。ハンガリーグランプリは、ピットレーンを走行したセーフティーカー導入周回、昨日までよりも涼しいコンディション下でのスタート、そしてその後の気温の上昇などによって多彩な戦略が可能となり、近年でも屈指のドラマティックなレースとなりました。その結果、ピットウォールからの的確なサポートもあり、ドライバーたちが目の前の機会を最大限に活用し、数多くの印象的なパフォーマンスが見られました。スリリングなF1のドラマが展開された見応えあるレースは、ファンたちを魅了したと思います」

コンパウンド毎のラップタイム上位:
ミディアム
1/ベッテル/1分26秒772
2/ロズベルグ/1分26秒917
3/ヒュルケンベルグ/1分28秒074

ソフト
1/リカルド/1分24秒821
2/ロズベルグ/1分25秒149
3/ハミルトン/1分25秒727

最長スティント:
ミディアム/25周(マルドナード)
ソフト/26周(スティーブンス)

Truth-O-Meter:
我々は、70周のレースで2ストップ戦略が主流になると予測し、ベッテルは、我々の予測に沿った戦略を選択しました。我々が予測した最速戦略は、ソフトでスタートし、29周でソフトへ、52または53周でミディアムへ交換するというものでした。ベッテルは、21周目と43周目にピットストップを行いました。

(ピレリ ジャパン株式会社 プレスリリース)


レース

4/11(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/12(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 25:00〜
4/13(日) 決勝 24:00〜


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6位シャルル・ルクレール20
7位アレクサンダー・アルボン18
8位ルイス・ハミルトン15
9位エステバン・オコン10
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※日本GP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム111
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム75
3位オラクル・レッドブル・レーシング61
4位スクーデリア・フェラーリHP35
5位ウイリアムズ・レーシング19
6位マネーグラム・ハースF1チーム15
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー6
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