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後半雨のFP3はベッテル首位、アロンソに再び問題

2015年6月20日

 2015年F1第8戦オーストリアGPの土曜フリー走行は、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。

 2日目を迎えた土曜日のレッドブルリンクは、午前11時(現地時間)から予選前最後となるフリー走行が行われたが、セッション後半は激しい雨に見舞われ、終盤の予選シミュレーションは大きな影響を受けた。

 セッション開始序盤、まずはソフトタイヤを履いたルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグのメルセデス勢が交互にトップタイムを塗り替える展開で推移するが、ハミルトンが1分10秒台の前半までタイムを縮めたところで最初の計測に向かったフェラーリのベッテルがいきなりファーストアタックで1分9秒994をマーク、一気にタイムシートのトップに浮上する。

 一方のメルセデス勢はその後も2台がアタックを続けたが、セクター2までベストタイムを刻んだハミルトンも最終コーナーで再びミスを犯し、1分10秒を切ることが出来ず。逆に、今後は首位のチームメイトに続いたキミ・ライコネンがメルセデス勢の間に割って入った。

 開始20分を過ぎると、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソがいち早くスーパーソフトを投入し、それに多くのドライバーが続いていく。ここで、フォース・インディアのセルジオ・ペレスは直前のホイールトラブルによるパンクからすぐさまスーパーソフトに履き替えてアタック、4番手に飛び込んでくる。

 だが、他のライバルが本格的なアタックに向かおうとした矢先、アロンソのマシンがホームストレート上でストップしてしまう。システムが突然ダウンしたアロンソはなすすべなくマシンを降りることになり、セッションも赤旗となり、さらに雨も強く降り始めてコース上は瞬く間にヘビーウエット状態となってしまう。

 この雨は結局最後まで止むことはなく、インターミディエイトタイヤを履いた数台はコースオフを連発。ベッテルだけは最後までインターを履き続けたが、多くのドライバーはフルウエットタイヤで慎重に走行を続けてようやく60分のチェッカーを迎えた。

 結局、セッションのトップタイムはベッテルで変わらず。2番手以下はハミルトン、ライコネン、ペレス、ロズベルグと続き、ウイリアムズのフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスが6、7番手につけた。
 13周を走ったアロンソは15番手。マクラーレン・ホンダのもう一台を駆るジェンソン・バトンは18番手となっている。




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