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メカUPDATE:最大の負担に耐えるブレーキ対策
2015年6月14日
F1において、ブレーキのマテリアルを数チームに供給しているブレンボによれば「カナダGPは全19戦で最もブレーキディスクに対する負担が厳しいサーキット」だという。7つあるブレーキングポイントのうち、実に6カ所でブレーキペダルを踏む力が100kgを超えるヘビーブレーキングを行うからだ。
1コーナー155kg、3コーナー(第1シケイン)122kg、6コーナー(第2シケイン)133kg、8コーナー(第3シケイン)151kg、10コーナー(ヘアピン)148kg、そして最終13コーナーが171kgだ。
カーボンブレーキの温度は踏み始めが300℃あたりで、急激に上昇して500℃前後で機能するように設定されている。その後ブレーキの温度はさらに上昇し、最高1000℃近くまで達したあと、次のブレーキングに備えて急激に温度が下がるようにブレーキダクトがデザインされている。
今年のカナダGP決勝は好天のもと行われたので、どのチームもブレーキダクトを最大限に開けていた。ブレンボは熱を逃がすために、穴が多いディスクを用意。カナダGPの次にブレーキに厳しいというバーレーンGPでは約1000個の穴が開いたディスクを使用していたが、モントリオール仕様は1520個の穴を設けたもの。ディスクが長時間、高温にさらされないように設計されたもので、メーカーの努力とチームの気遣いによって、ブレーキに関する深刻なトラブルを未然に防ぐことができた。
(尾張正博)
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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